この地に平和が来ますように エッセイ 平和をつくる一歩
西岡義行日本ホーリネス教団 下山口キリスト教会牧師 平和は旧約聖書ではシャロームということばが使われる。それは、実に豊かな意味を包含するもので、健全、幸い、平和、救い、そして正義という意味も含むことばだといわれる。また […]
死をおそれないで生きる インタビュー 細井 順 さん
(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)
三つのキーワード 細井さんは岩手県盛岡市の生まれ。小学二年生のとき、医師だった父の異動で京都に引っ越し、以来、大学卒業まで京都で育つ。クリスチャンホームで、物心つく前から教会に通い、中学一年生で受洗した。 「私のキーワー […]
死をおそれないで生きる インタビュー 細井 順 さん
(ヴォーリズ記念病院ホスピス長)続き
ヴォーリズ記念病院へ そして二〇〇二年、ヴォーリズ記念病院へ。この病院は、建築家としても社会事業家としても大きな足跡を残したW・M・ヴォーリズが開設した結核療養所に端を発する。折しもヴォーリズ来日から、三年後に百周年を迎 […]
エステル記を読む前に エステル記の時代
稲垣緋紗子 日本福音キリスト教会連合 岩井キリスト教会副牧師 エステル記は困難な中で祖先が神に守られたことを伝える。ユダヤ民族は全滅させられる運命にあったのが劇的どんでん返しになったと、ありったけの表現力を駆使して語る。 […]
エステル記を読む前に エステル記を読むとき
斉藤眞紀子横田早紀江さんを囲む祈り会世話人日本同盟基督教団 麻布霞町教会員 エステルはヘブル名ではハダサ、星という意味のペルシヤ名である。名前から美しい。早くに両親をなくし、いとこモルデカイに養育されたが、このおとめは […]
子どもたちに夢を
ことばは「命」を与える インタビュー 坪井節子さん
最近では、児童虐待やいじめなどのニュースはめずらしくない。国は、社会は、親は、何をしているのかと、私たちは憤りを感じ、原因を探ろうとする。だが、新刊『子どもたちに寄り添う』は気づかせてくれた。「私たちは、子どもたち自身 […]
子どもたちに夢を
ことばは「命」を与える 「カリヨン子どもセンター」とは
「カリヨン子どもセンター」とは 困難を抱える子どもたちのために、避難場所、生活する場所を提供し、弁護士による法的支援や児童福祉関係者や市民による福祉的支援の両方をおこなうNPO法人です。様々な機関・団体とネットワークを結 […]
クリスチャンホームと教会 教会と牧師に支えられて
神津喜代子『クリスチャンでない夫をもつ女性たちへ』著者/大野キリスト教会 主事 このたび、教職でありながらクリスチャンでない夫をもつ私が、自分自身の葛藤を赤裸々に綴った『クリスチャンでない夫をもつ女性たちへ』という本が […]
クリスチャンホームと教会 みことばに養われたクリスチャンホームを
レポート名古屋緑福音教会 名古屋緑福音教会(日本キリスト教兄弟団)は、都市教会としては大きくも、また小さくもないといった規模だが、興味深いのはその人数の割合に対するカップルの比率。毎週の礼拝には六、七十人が集い、そこに […]
いじめ 大人と子どもと教会と 土台となる価値観を
杉谷乃百合東京基督教大学準教授 教育心理学/キリスト教教育学 いじめの定義 二〇〇七年に入って文部科学省は、いじめの定義やその調査の見直しをする意向を表明しました。新しい方向性として「個々の行為がいじめにあたるか否かの判 […]
いじめ 大人と子どもと教会と いじめ、その心を見つめて
森 真弓スクール・カウンセラー 「いじめは見えにくい」と言われています。マスコミは学校の対応に問題があると言い立てますが、もちろんそれだけではありません。子どもたちの内なるところに、自分では認めがたい何らかの心理が隠さ […]
ジェームス・フーストン
来日記念出版コラム part.1 「友情」
坂野慧吉浦和福音自由教会牧師 ジェームズ・フーストンの「霊性」あるいは、「霊性の神学」の中心になっているのは、おそらく「友情」と「物語あるいは旅」であろうと思われる。 彼は、今から何十年も前に教会が直面するでだろう課題 […]
自由が“ふつう”じゃなくなる日 今の幸せが永遠に続けばいい ── そう祈りながら
みなみ ななみイラストレーター 「これから戦争なんてない」って当然のように思っていた。月刊『百万人の福音』の編集者から「西川さんを取材してください」と依頼されるまでは、考えたことすらなかった。 今回『これから戦争なんて […]