日本で一番絵本を読み聞かせたお母さん 前半 『マリナと千冊の絵本』著者
原ひろこさん
「最近、マリナ、人見知りをするようになったのよ。ごめんなさい。いつもはもっと人なつっこいのに」。二十一歳のマリナさんは、養護学校を卒業してから、自宅から車で約十分ほどの福祉作業所「花の郷」に通っている。母ひろこさんと訪 […]
日本で一番絵本を読み聞かせたお母さん 後半 『マリナと千冊の絵本』著者
原ひろこさん
言葉に救われて 物語が、ひとりの人生と重なり合うとき、そこにある言葉は、宝石となって光り輝く。ひろこさんも、絵本をはじめとして世界中の名作から宝石をもらった。いや、ひろこさんにとって、その言葉たちは、宝石というよりも生き […]
日本で一番絵本を読み聞かせたお母さん 新刊予告 『マリナと千冊の絵本』
フォレストブックス 話題の書籍2007年1月発売 新刊愛すること、信じることのすばらしさが伝わってくる感動の記録!原家の末娘マリナは、髄膜炎の後遺症で脳に重い障害を負う。母ひろこさんは娘の機能回復訓練に取り組み、絵本の読 […]
三浦光世を語る 三浦光世のいる風景
旭川を訪ねて
守部 喜雅月刊『百万人の福音』前編集長 三浦光世さんが住む旭川駅から富良野線で四十分、今では北海道を代表する観光スポットとなった美瑛の次の駅は「美馬牛(びばうし)」駅といいます。括弧をつけたのは、私の妻の里でもあるこの […]
三浦光世を語る 日記をベースに
『青春の傷痕』こぼれ話
熊田 和子編集ライター 「ほぅー、三浦光世って、こんな人だったのか」「あの人に、こんな面があったのね」 本書を一読した人は、少なからずこう思うのではないでしょうか。三浦光世さんといえば、妻であり作家である三浦綾子を生涯 […]
三浦光世を語る 『青春の傷痕』さわり読み
その日、私はなぜか、一人で雪道を歩いていた。学校からの帰途であった。いつもは友達と一緒に帰っていたのだが、何か買って帰るようにでも祖父に言われて、店に寄ったのでもあろうか。そのうちに、後ろから一台の馬橇が来て、私はその […]
組織神学入門! 骨太の信仰を目指して-組織神学を学ぶ効用
関野 祐二聖契神学校 校長 ソシキ神学あれこれ 「神さまって、いつからいるの?」「目に見えない神さまが確かにいるって、どうしてわかる?」「赤ちゃんは死んだら地獄へ行くの?」「神さまはアダムとエバが罪を犯すことをいつから知 […]
組織神学入門! 神学書を読んでみよう!
ティンデル聖書注解シリーズ全48巻。現在18巻がすでに発刊されています。聖書部門歴史部門教理部門実践部門
組織神学入門! 組織神学の項目をちょっと詳しく見てみよう。
関野 祐二 序説「自己を啓示する神」を組織神学の出発点あるいは前提に据える。この神を聖書a から体系的に、また今日の諸問題と関連づけつつ知ることを目指す。神は存在し、神は語り、我々が聖書からご自身を知ることを喜ばれる。啓 […]
キリスト教史を学んでみよう -1 キリスト教史を学ぶことの意味
中村 敏新潟聖書学院 院長 新潟聖書教会 牧師 私は、日本キリスト教史の研究を自分のライフワークとしている。歴史に興味を持つようになったのは、大学三年生のころであった。私が学園生活を送ったのは、一九六八年から七二年まで […]
キリスト教史を学んでみよう -2 *(後半)
中村 敏新潟聖書学院 院長 新潟聖書教会 牧師 本質を見分けるため キリスト教史は、私たちが複雑な迷路を通る時の道案内となってくれる。実に多くの人物が登場するが、どんな人物の存在や働きにも、光の部分と影の部分がある。その […]
靖国参拝違憲訴訟と私たちの課題
西川重則ジャーナリスト 六月二十三日、小泉首相の参拝に対する初めての判決が最高裁において言い渡された。その直後の六月二十八日、小泉首相、石原都知事の参拝に対しての判決が東京高裁で、説明もなく「本件控訴を棄却する」と前回 […]
生き方の達人 日野原重明&星野富弘の対談から -1 生き方を説く証し人のすがたに感動
鴻海 誠フォレストブックス編集長 二〇〇六年四月、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんが、群馬県みどり市(旧・勢多郡東村)に詩画作家・星野富弘さんを訪ねた。 渡良瀬川の上流にある草木湖の畔にたたずむ富弘美術館を訪れた […]