特集 災害に教会はどう備えるか 「キリストさん」になるために 教会の備えと心構え
南輝・広江聖約キリスト教会 牧師 吉岡 創 「友はどんなときにも愛するもの。兄弟は苦難を分け合うために生まれる。」(箴言一七・一七) 五年前まで「晴れの国」岡山では、「災害が起こらない」と思っていました。近年大きな災害が […]
特集 災害に教会はどう備えるか 〈特別寄稿〉 関東大震災一〇〇年を覚えて
関東大震災と朝鮮人虐殺 東京基督教大学学長 山口陽一 一九二三年九月一日の関東大震災の死者・行方不明者は一〇万五千人、首都はほぼ壊滅し、墨田区横網町の陸軍被服廠跡の空き地では避難者三万八千人が焼死しました。混乱の中、「朝 […]
特集 戦争と教会、そして私 福音に逆行する動きに教会は
福音に逆行する動きに教会は『戦争と平和主義―エキュメニズムが目指すところ』刊行にあたって 富坂キリスト教センター総主事 岡田 仁 七十年以上前、日本であった戦争。その語り部たちも減り、戦争を身近に感じる人は少ないのでは […]
特集 戦争と教会、そして私 戦争を自分のこととして捉えるために
『もしも人生に戦争が起こったら』編集者 藤野多恵 『もしも人生に戦争が起こったら』の編集・出版のそもそものきっかけは、一枚の写真だった。一九四五年八月六日後の広島。原子爆弾の投下目標地点だったT字型の相生橋周辺を上空から […]
特集 フォレストブックス ~『たいせつなきみ』から始まった25年~ What’s “Forest Books”? フォレストブックス誕生への思い
絵本『たいせつなきみ』(マックス・ルケード 著)の出版から、いのちのことば社の新たなレーベルとして、一九九八年に立ち上げられた「フォレストブックス」。その設立当初の経緯、理念、込められた思いを振り返りつつ、二十五年間で出 […]
特集 どうやって読む? 聖書 全体を知り、一つ一つを味わうには 壮大な「美術館」を巡り歩くように
日本福音キリスト教会連合・キリスト教たんぽぽ教会 牧師 原 雅幸 「聖書とは?」という問いに「いくつもの書物が集まった小さな図書館のようなもの」という答えがある。それはそれで間違いではないが「図書館」というと、情報収集 […]
特集 どうやって読む? 聖書 こんな注解、欲しかった!画期的な聖書注解『難問聖書注解 旧約篇』この夏、翻訳出版決定!
女性が男性の「助け手」であるとはどういうことか(創世二・一八)。 聖絶するとはどういうことか(Ⅰサムエル一五・一八)―。 聖書の中で理解するのが難しい二百以上の聖句を取り上げ、 歴史的、文化的、言語的な背景から光を当てた […]
特集 「弱さ」とともに生きる ~キリストにある福祉の可能性~ 弱さを分かち合う交わりのなかに
NPO法人 ホッとスペース中原・代表 佐々木 炎 私たちは教会の上に「シェアハウス」をつくりました。ケアの必要な高齢者や障碍者、親元に帰ることのできない若者、在留外国人、刑務所から出てきた人たちが助け合って生活をしてい […]
特集 「弱さ」とともに生きる ~キリストにある福祉の可能性~ どうして私は生きているのでしょう?
社会福祉法人・牧ノ原やまばと学園 理事長 長沢道子 表題の言葉は、共に暮らしたA子さんが悲しみの中で決まってつぶやいた言葉である。これをめぐって考えてみたい。 私が障碍を持つ人たちと身近に接するようになったのは、一九七七 […]
特集 物語で伝えるイースター「やかまし村」の復活祭 ~翻訳文学で得たキリスト教への親近感~
児童文学作家・翻訳家 小松原宏子 「……さて、そのあと、六人は、めいめい、お菓子いりの復活祭の卵をさがしはじめました。おかあさんが、みんなのぶんをかくしておいたはずなのです。……」 これは、『やかまし村の春・夏・秋・冬 […]
特集 物語で伝えるイースター 絵本『イースター』で伝える グッドニュース
青柳 惇 「ぼくたち死んだらどうなるの?」 子どものころ抱いた素朴な疑問であり、また幼心を襲った不安でもありました。現在の「生」は永遠に続くものではなく、やがて「死」がやってくることを子ども心にも知っていたからでしょう。 […]
読書会、始めてみませんか? ~「共に」本を読むという恵み~ オンラインで分かち合う豊かさ
最近、読書をしていますか。グループで一冊の本を読み、分かち合う「読書会」が対面だけでなく、オンラインやオーディオブックを用いたものなど、コロナ禍で新たな形で行われ始めています。読書会の「今」を取り上げます。 『情緒的に健 […]