ブック・レビュー 「自分に起こったこと」を見ることができる本
吉髙 叶「自分に起こったこと」を見ることができる本 三十年ほど牧師をしてきたが、病室の訪問はいつも緊張していた。もし求められたら、読む聖書箇所はどれがふさわしいだろう? 賛美歌は? 「健康」な人間が考える生への態度を語ら […]
ブック・レビュー 神との関係の中で新しくされる
古川和男日本長老教会 鳴門キリスト教会 牧師 神のなさることはいつも大胆です。とてつもない宇宙の創造。小さな人間が栄光の器となること。御子の受肉と十字架の死。愚かな者を選び、闇に住まわれ、破綻から永遠への道を始め、祈りが […]
ブック・レビュー 三人の名著を通して、信仰の恵みの世界に導かれる
野田 禎イムマヌエル綜合伝道団 富士見台キリスト教会 牧師 本書は三人の神の器、オズワルド・J・スミス、アンドリュー・マーレー、A・B・シンプソンらの名著を通して、「聖霊」について非常に分かりやすくまとめられている。「御 […]
ブック・レビュー 横田夫妻の「命の講演会」
榊原邦子日本ホーリネス教団女性教職 横田夫妻は、立川市立第七中学校で四回の講演会と交流会を持ちました。本書は、中学生たちの応答、感想文と佐藤佐知典教諭の総括と生徒へのメッセージによって構成されています。一章は、横田夫妻の […]
ブック・レビュー 日本のキリスト教世界に潜む「病理」を鋭く指摘
川島洋一一般財団法人大阪クリスチャンセンター 事務局長 本書は「怒り」と「憂い」の書である。国連難民高等弁務官を務められた緒方貞子氏は、在任中の自らの原動力は「怒り」であったと言われたが、そこにはこの著者の怒りと共通する […]
CD Review ◆ CD評 音楽の最も美しい部分は、耳には聞こえない…
輪嶋東太郎音楽プロデューサーヴォイス・ファクトリイ株式会社代表 本誌を手に取られる方のほとんどはご存じと思われる韓国のテノール歌手ベー・チェチョル。アジアのオペラ史上最高のテノールと称されていたが、甲状腺のがんにより人間 […]
ブック・レビュー 心に刻むべき視点の数々
西村 隆ALS患者 地震大国に住む私たちは、常にその時を意識していることが大切であり、その道しるべになるのは被災当事者の証言です。そこには当事者にしか語りえない言葉や物語があります。『そのとき、被災障害者は…』は、3・1 […]
ブック・レビュー 自分の死生観と向き合う
鈴木敦子保守バプテスト同盟 仙台聖書バプテスト教会 教会員 本書は、二〇一二年十一月に淀川キリスト教病院内に開設された、日本で初めてとなるこどもホスピス病院を紹介しながら、その関係者らの手記を通して、子どもの死、ひいては […]
ブック・レビュー しなやかに夫婦のあり方を変化させる
朝岡勝日本同盟基督教団 徳丸町キリスト教会 牧師 いまや日本中で最も多忙な伝道者を夫に持つ著者の、一人の女性、妻、母、若い方々のよき導き手として語ってきた珠玉の言葉が、美しい装丁の一冊の本となりました。本書は、著者の家庭 […]
ブック・レビュー リアルに心と信仰が勇気づけられる、
実話に基づいた映画!
MARISA新宿シャローム教会 音楽部 クワイアディレクター・シンガー 「GOD’S NOT DEAD」、邦画名は「神は死んだのか」このインパクトのあるタイトルからどんな内容の映画なのか気になった方は少なくな […]
ブック・レビュー 変わることのできる希望
大嶋重德 キリスト者学生会 副総主事 学生宣教局長 野田詠氏牧師の本が出た。出版記念講演は大勢の人が詰めかけた。彼の講演や説教を聴くと、次から次へと笑いが溢れる。自分が逮捕されたシーンまで大爆笑のストーリー […]
ブック・レビュー もっとさわやかに生きることができる
中野めいこ賛美フラミニストリー代表 「なんて、すがすがしくて、やさしくて、さわやかなんでしょう」『アロハの贈りもの』を読んでの第一の印象です。ご主人のがんとの闘いとその苦しみ、天に行ってしまってからの寂しさ、悲しみ、孤独 […]
ブック・レビュー 史料と研究に基づいて描かれた学習マンガ
菊池 実東京基督教大学 准教授 原題は『聖書の歴史における諸帝国(複数)』である。その題のごとく、本書は旧約から新約時代にわたる時代史を諸帝国との関連で描き切った長編大作マンガといえる代物だ。本書の書評依頼があったとき、 […]