ブック・レビュー 危機的状況下における対話の重要性
正田眞次学座・とうごまの葉の下代表 本書は、二〇一三年七月二十日、参院選前日「クリスチャン新聞」と「キリスト新聞」が共催し、明治学院大学キリスト教研究所等が後援して開催した緊急シンポジウムの報告集である。前年の衆院選で誕 […]
ブック・レビュー 「信仰告白の事態」として
小暮修也明治学院 学院長 アジア・太平洋戦争後、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように決意し」た日本国憲法の解釈改憲・明文改憲が為政者たちによって進められています。現政権は、集団的自衛権によって戦争の […]
ブック・レビュー 天の故郷へのあこがれに生きる者でありたい
伊藤直治保守バプテスト同盟 古川聖書バプテスト教会牧師 NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」をあなたも見ていますか。黒田官兵衛が活躍した戦国乱世は、キリシタン隆盛の時代でもありました。関ヶ原の戦いが行われた一六〇〇年のキリシ […]
ブック・レビュー 日本に生涯をささげた家族の物語
赤江弘之日本同盟基督教団 西大寺キリスト教会主任牧師 言葉にならない感動に包まれています。だから書評が書けません。これが拙いながら本書の魅力を最大限に表現する私の読後感です。「素晴らしい! ぜひ読んでください」とだれにで […]
CD Review ◆ CD評 心地よくブレンドされた世界
MARICOシンガー ライフ・クリエイションからリリースされた東日本大震災復興支援アルバム「大丈夫ひとりじゃないよ」の中で、「Believe in Love」を聴いたのが私にとって彼の歌声との初めての出会いでした。初めて […]
ブック・レビュー フクシマの“今”を知る必読の書!
込堂一博日本福音キリスト教会連合屯田キリスト教会スーパーバイザー牧師 あの東日本大震災が起きて三年、特に原発事故に見舞われた被災地の福島県の人々は、今なお放射線問題と苦闘している。明治時代、私の父方の曾祖父は福島県浪江町 […]
ブック・レビュー この時代に生きることの意味
竹山幸男同志社中学校・高等学校 副校長 明治学院百五十周年記念連続講演会に招かれた三人の講演者は、高校生を前にして自分自身を迷わずに語る。「私たちの教会は、東京電力福島第一原子力発電所から五キロのところに建つ、原発に一番 […]
ブック・レビュー 黙示録の今日的意味
小林高徳東京基督教大学学長 「黙示録の幻は、何よりもまず当時の教会を慰め励ますためのものである」(八七頁)。「紀元1世紀末自らを『神』また『主』と呼ぶことを求める皇帝ドミティアヌス帝のもとで、教会は苦難の道を歩んでいた。 […]
ブック・レビュー これまでの歩みを見直すヒント
『神を信じるってどういうこと?』――タイトルを見れば、まだ神を信じていない人たちのために書かれた本であることは、容易に理解することができます。さらに、もう一歩踏み込んでその問いかけの意味を考えてみるならば、「神を信じるこ […]
CD Review ◆ CD評 天国を味わうひと時神様への道しるべ
ヤマモトカオリシンガーソングライター 塩谷達也+塩谷美和、DUOとしてのファーストアルバムがリリースされました。〝You set me free”(神様が私を自由にして下さった)文句なしにかっこいい、生きているような躍動 […]
ブック・レビュー 朝、時間がないけれど……
みことばにふれたい人たちへ
山花典之漫画家 〝朝〟と聞いて、何を連想しますか。「忙しい」「時間がない」「満員電車」……ビジネスマンであっても主婦であっても学生であっても、現代人にとって、朝とは〝慌ただしい〟ものです。クリスチャンにとって朝のデボーシ […]
ブック・レビュー 私は祝福を見た
西本一雄蕨福音自由教会名誉牧師 このたび、チョン・ピルド先生の『神が共におられる人生の祝福』が出版されましたこと、大変喜ばしく、主に感謝します。韓国屈指の教会の開拓から今日に至るまでの数々の試練、それに倍する恵み、祝福、 […]
ブック・レビュー かけがえのない光と慰めの書
川田 殖哲学者 本書の訳者は、単なる英語の達人ではない。かつての評者の西洋古典学クラスの最も優れた学生のひとりでもあった。また、音楽にも秀で、グリークラブのリーダーでもあった。これらが象徴する心の豊かさと優しさは、訳者の […]