DVD 試写室◆ DVD評 神を知っていても、世の価値観に引きづられていませんか
砂原 俊幸いのちのことば社 フォレストブックス編集長 難病にかかった九歳の少年が主人公だ。彼は、毎日のように「かみさまへ」と書いた手紙を出し続ける。それは、その日感じたこと、失敗したこと、誰かに謝らなくてはいけないことな […]
ブック・レビュー 名画観賞と説教と
下川友也日本同盟基督教団 日高キリスト教会牧師 名画の前に立ちつくす―、そんな心境にさせていただいたことがある。東京基督教大学の初代校医、渡邉金隆さんは、学生たちへの医療講演で自宅画廊の名画を毎回紹介しては、心のケアを話 […]
ブック・レビュー 良き生とは何か―。人生を問うすべての人へ
平山正実精神科医、聖学院大学大学院教授 「死への思索が生への賢さを与える」と、ある神学者が言った。また、「死の刻印が生への勇気を与える」と言った人もいる。著者は精神科医として、またホスピス医として、二千五百人の患者を看取 […]
ブック・レビュー 他者の犠牲の上に成り立つ力を
キリスト者としてどうとらえるか
鈴木伶子日本YWCA理事長 原発問題の講師として人気のある内藤新吾牧師の本が、家で読めることはうれしいことです。著者は、近い将来、確実に起こるといわれる東海地震震源域の真上に立つ浜岡原子力発電所の地元で牧会をしてこられま […]
CD Review ◆ CD評 そよ風吹く ―約束の地
サムエルシンガーソングライター ミギワさんの三年ぶりのオリジナルアルバムがついに完成した。ソロアルバムとしては四枚目となる作品。今回は、アコースティックギターをベースにした完全書き下ろしのオリジナルアルバムということで […]
ブック・レビュー 人を愛すること、いのちを愛することを伝えたい
水口 洋玉川聖学院中高等部長 本著は、学校教育や教会教育の現場が待望していた生と性を考えるテキストだと言える。必ず性教育を推進していく助けになるものと確信する。本著の特徴の第一は、著者が三十年以上も助産師として、出産とい […]
ブック・レビュー みことばは、人を変え、成長させる力をもつ!
藤藪庸一日本バプテスト教会連合・白浜バプテストキリスト教会牧師NPO法人白浜レスキューネットワーク理事長 聖書のみことばには人を変える力がある!私は自殺防止の現場で、一度死のうとした人々が変えられるのを見てきた。「神は愛 […]
ブック・レビュー この現代にこそ語られるべき神からのメッセージ
橋本昭夫神戸ルーテル神学校教授 本書は、敬遠されがちな黙示録を、現代への神のメッセージとして展開している。著者は、この書を迫害下の初代教会に送られた「使徒的『公開書簡』」(二八九頁)であると位置づけ、「特別に謎の書物とし […]
ブック・レビュー It’s Greek to me とならないために
内田和彦日本福音キリスト教会連合 前橋キリスト教会牧師 四十六年前、大学一年生だった私は、新約聖書を原語で読みたくて、「第三外国語」のひとつ、古典ギリシア語の初級クラスを受講しました。何の準備もないまま、それも事情があっ […]
CD Review ◆ CD評 悲しみの中を歩き始めた僕らへのプレゼント
塩谷達也ゴスペルシンガー “自分にとっての大切なものを詰め込んだアルバムをこの年に作りたい……”岩渕まことさんによるライナーノーツには、そう書いてあります。僕は個人的に、まことさんと「塩渕」という男二人のユニットで歌わ […]
ブック・レビュー 八十年代の青春時代を思い起こしつつ
久米 小百合アーティスト 一気に読んで、驚いたことがいくつかありました。まず、森住さんは久米と同世代だったんだ、ということ。柔らかくみずみずしいイラストを幾度か拝見していて、きっと自分よりお若いのではないかと思っていたの […]
ブック・レビュー 「使徒信条」のもつ豊かな恵みをゆっくりと味わう
大頭 眞一日本イエス・キリスト教団 明野キリスト教会牧師 礼拝ごとに、会衆が声を合わせて告白する「使徒信条」。教会に初めて行ったとき、その光景に驚いた人もいたかもしれません。また、文言をもうすっかり覚えてしまった人も、な […]
ブック・レビュー 愛と信仰のタスキの継承
水野 雄二神戸YMCA 総主事 著者・小嶋星子さんの本拠地である篠山市は、兵庫県中東部の豊かな自然に恵まれた山間にあります。御殿がたたずむ篠山城址と、「デカンショ節」で知られる古い歴史と文化に彩られ、「黒豆」に代表される […]