ブック・レビュー 日本の教会とキリスト者に進むべき方向性、希望と勇気を
髙木 寛福音伝道教団 大間々キリスト教会牧師 本書において、著者は自らの人生を一九四五年八月十五日の敗戦を境に明解に二つ区分し、あらためて自分自身と日本の教会の戦争責任を問いかけます。そこに見えてくるものは、戦前の日本の […]
CD Review ◆ CD評 魂をわしづかみにされて
東後 勝明早稲田大学名誉教授元東京YMCAインタナショナルスクール校長 私が榎本保郎牧師の著書『新約聖書一日一章』の虜になったのは、洗礼を受ける直前だった。それまでも「ちいろば牧師」の愛称で存じ上げてはいたが、受洗とい […]
ブック・レビュー あなたは愛されている―
―慰めと励ましの三つのメッセージ
藤原 淳賀聖学院大学総合研究所教授 日本バプテスト連盟 恵約宣教伝道所牧師 二〇〇五年に河野勇一牧師が執筆した『きみは愛されるため生まれた』が、いのちのことば社から装い新たに出版されることになった。著者は、温厚な人柄と確 […]
ブック・レビュー 「等身大で正直」な神への祈り
ピアノの音色とともに……
陣内 大蔵日本基督教団 東美教会牧師シンガーソングライター 沢知恵さんの新刊。沢さんの歌の歌詞と、日々の彼女の祈りがつづられています。インストゥルメンタルのCDも付いているではないですか! ならば、そのピアノの音をBGM […]
ブック・レビュー 闇を突き抜ける光
吉川 直美シオンの群教会牧師 『信じてたって悩んじゃう』『小さな門につづく道』などで、等身大クリスチャンの葛藤や疑問を代弁してくれてきたみなみななみさんは、本書で何を語ってくれるのだろうか。そこには、身近な誰かを思い起こ […]
ブック・レビュー 私たちが見失ってきた何かが、介護の現場から感動とともに迫る
西岡 義行日本ホーリネス教団 下山口キリスト教会牧師 著者との出会いは、文章を通してでした。川崎にある教会の牧師であり、同時に「ホッとスペース中原」の代表として介護の現場から発せられるそのことばに心打たれました。この感動 […]
DVD 試写室◆ DVD評 「このラストはずるい」と思いながら、涙が止まらなかった
砂原 俊幸いのちのことば社 フォレストブックス編集長 フィンランドの自然豊かな村を舞台に、主要な登場人物は二人。とてもシンプルな映画だ。殺人の罪で終身刑に服していた女性レイラは、恩赦で出所し、この村に住む年老いたヤコブ牧 […]
ブック・レビュー 熱河宣教は〝国策”なのか―?宣教の原点を問う意欲作
中村敏新潟聖書学院院長 本書は、戦前「熱河省」と呼ばれた、中国東北部地域でなされた日本の教会による宣教について、三人の研究者がまとめた論文集である。一読して感じたことは、熱河宣教についての内外の資料を可能な限り掘り起こし […]
ブック・レビュー 時代思潮に流されない「実を結ぶ人生」八十年の歩み
金本悟練馬神の教会牧師 「『実を結ぶ人生』とは?」と問われたら、私はどう答えるだろうか。石井忠雄氏の手による本書を読み終わったとき、私は自分の育った時代思潮を振り返っていた。日本の歴史を思い、教会のあり方を考えていた。私 […]
ブック・レビュー これからの教会と牧師像へ希望ある提言として
小林和夫東京聖書学院名誉院長 このたび、鍋谷師の『創世記を味わうⅡ』が出版されましたことを、心よりお慶び申し上げます。著者の年齢を思わせない健筆に驚いています。創世記を〝味わう”―いくつかあると思われる味わい方のなかで、 […]
ブック・レビュー 壮大なファンタジー小説で聖書を伝える機会へ
サムエル歌手 『スタート・アゲイン』を読み終えた後の素直な感想は「おもしろい!」の一言だ。本全体を通して力強いメッセージを伝えつつも、同時に娯楽的要素も兼ね備えた作品である。このような作品が、今までの日本の福音派にあった […]
CD Review ◆ CD評 子どもたちにみことばを伝えよう
戸坂純子ゴスペル、ジャズシンガー 素晴らしいCDが誕生しました! 子どもたちが歌でみことばを覚えられるように作られた作品です。みことばを覚えると〝マイティシープ”に変身できる子羊ヒップというキャラクターが、みことばを武 […]
ブック・レビュー 花の写真と雑記帳世界に一冊の〝私だけの本”
辻本 睦恵日本福音キリスト教会連合 松見ヶ丘キリスト教会牧師夫人 前任の教会で、牧師館前の道路に面した土手を、花や緑でいっぱいにしたくて草取りをしていると、必ず「精が出ますね」と声をかけてくださる方がいた。とっても気難し […]