時代を見る目 144 神なき経済社会の中で(2) 祈りかつ働く
石戸 光千葉大学助教授(国際経済論)日本長老教会 ちはら台教会 クリスチャンの実践的な経済活動の指針は、「祈りかつ働く」という言葉に集約されると思います。これは目新しいことでなく、宗教改革者カルヴァンらの主張した経済生 […]
天国へのずっこけ階段 第9回 境界線
松本望美北朝鮮宣教会所属/韓国在住 宣教会の事務所の私のデスク。ペン立てに立てているボールペンが、いつもなくなってしまう。「私のボールペンだれか使っていません?」というと「ああ、昨日借りた!」とか「○○さんが使っていた […]
新約聖書よもやま裏話 第15回 「家の教会」と立役者
プリスキラとアクラ
伊藤明生東京基督教大学教授 使徒の働き18章で、ポント生まれのユダヤ人アクラが登場する。妻の名はプリスキラまたはプルスカ。ポントはビテニヤの東で、現在のトルコの北、黒海に面した地域のことである。こんなところにもユダヤ人 […]
往復メール shioya Vol.4 マヘリア・ジャクソン
塩谷達也シンガー/ソングライター/プロデューサー JECA 西堀キリスト福音教会会員 大学2年か3年の時、敬にマヘリアを聴かせてもらった。マヘリアの歌は、とてもブラック・ミュージックの枠に押しとどめられるようなものでは […]
往復メール kei Vol.4 マヘリア・ジャクソン
那須 敬国際基督教大学 社会科学科助教授(西洋史) JECA 西堀キリスト福音教会会員 僕のゴスペル原体験は、子どものころ父が好きでよくかけていたマヘリア・ジャクソンのレコードなんだ。『Newport 1958』と『I […]
風色のカレンダー 11 おそろいのワンピース
相馬幸恵ミニチュアクラフト作家 高校一年になる娘がまだ幼かったころ、安価でかわいらしいプリントの木綿地をたくさん買ってきては、おそろいのワンピースを作ったりしました。今のようにかしこまったところに行く機会もほとんどなか […]
時代を見る目 143 神なき経済社会の中で(1) 本当の効率性
石戸 光千葉大学助教授(国際経済論)日本長老教会 ちはら台教会 経済学の父アダム・スミスは、「人の社会は分業によって効率性が高まる」点を指摘しました。パン屋さんはパンを作ることに専念し、床屋さんは髪を切ることに専念し、 […]
天国へのずっこけ階段 第8回 牧師夫人は社長夫人!?
松本望美北朝鮮宣教会所属/韓国在住 韓国では、牧師の地位が高い。大きな教会の牧師になると、まるで大会社の社長の風格。そして牧師夫人は「奥様」と呼ばれ、いわゆるセレブである。日本の教会とは、まったく違うので最初は面食らっ […]
新約聖書よもやま裏話 第14回 マケドニア人の叫び
偏見、先入観を超えて
伊藤明生東京基督教大学教授 使徒の働き一三章の冒頭には、シリヤのアンテオケにあった教会が、礼拝中に聖霊の御声を聞いたことが記されている。教会はその御声に従い、バルナバとサウロ(後のパウロ)を福音宣教のために聖別して派遣 […]
往復メール shioya Vol.3 礼拝のスタイル
塩谷達也シンガー/ソングライター/プロデューサー JECA 西堀キリスト福音教会会員 僕は、ゴスペルの洪水に包まれる黒人教会の礼拝も愛しているし、オーソドックスな賛美歌が歌われ、魂の底にしずくが垂れてくるような母教会の […]
往復メール kei Vol.3 礼拝のスタイル
那須 敬国際基督教大学 社会科学科助教授(西洋史) JECA 西堀キリスト福音教会会員 礼拝のスタイルが多様で自由なのは神さまからの賜物だとクリスチャンが考えるようになったのは、比較的最近のことなんだ。長い教会の歴史を […]
風色のカレンダー 10 りんごの季節
相馬幸恵ミニチュアクラフト作家 私は、おいしそうな赤いりんごを見ると買わずにいられなくなります。今は美しい色合いと甘い風味のあるフジが人気のようです。いっとき、昔ながらの酸っぱいりんごが店先から姿を消しかけたことがあり […]
時代を見る目 142 子どもがわからない(3) 志を育むために向き合う
佐竹真次山形県立保健医療大学教授 発達心理学 「親は子どもと向き合ってほしい」とよく言われるが、「向き合う」ということばは、わかるようでわからない。中には親が向き合いすぎて、子どもが変になるケースもある。親が子どもを名 […]