時代を見る目 106 初穂クリスチャン(3) 天来の友情を
神津 喜代子日本バプテスト教会連合 大野キリスト教会主事 最近、20年ぶりに元PTA仲間の友人から手紙をもらった。そこには「ことあるごとにあなたの友情を思い起こしています。私が人と接する基準は、あのとき、あなたが示して […]
折々の言 20 「沈黙」に裏打ちされたもの
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、黙想のすすめ 以前私は、この連載の中で信仰者の「多弁」は宗教性の喪失だけでなく、文化の浅薄さ、衰退を意味しかねないこと(7月号)、安易な「言語化」つまり概念化は人と神とをパタ […]
サバーイ・テ?(しあわせ?)
カンボジアで考えたこと [新連載] 海の向こうの現実
入江真美Discipleship Training Centre在学中(シンガポール)元国際飢餓対策機構海外駐在スタッフ 初めて開発途上国の貧困に苦しむ人々の存在を知ったのは、幼稚園の頃だった。我が家では、使用済み切手 […]
やっぱり本が好き 読者と本との出会いの広場 『逆転人生』編
高木茂明さんおすすめ(日本長老教会 杉並教会員) 今から約7年前に三谷康人先生に実際にお会いし先生の現役時代の「証し」をお聞きする機会がありとても勇気づけられました。それは「研究部門ではできているのに研究部門から研修を受 […]
四季の庭から 9 天の恵み
森住 ゆき日本福音キリスト教会連合 前橋キリスト教会会員 路線バスを使って保育園に通っていた。バス停まで祖母の付き添いがあったが、一人の日もあり、思えば平和な時代だった。行き帰りの天敵は田舎道の野良犬と夏の蛇だ。蛇は道 […]
時代を見る目 105 初穂クリスチャン(2) 敵意が崩れるとき
神津 喜代子日本バプテスト教会連合 大野キリスト教会主事 二十三年前、私は突然イエス・キリストに出会った。当時私は、いわゆる地域の顔役だった。よく飲み歩き、政治談義に明け暮れていた。当然家庭も子育てもおろそかになってい […]
折々の言 19 本を書く作業
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、表現すること 今私は、『P・トゥルニエを読む|新しいキリスト教人間理解のために』という本を書いている。作業を進めていくと、いつも、一旦自分の書いたものをしばらく放っておいたり […]
クリスチャンは戦争をしてもよいか? 最終回 「平和主義の時代」のキリスト者たち
藤原 淳賀東京基督教大学専任講師 初期のクリスチャン ここでいう初期とは、新約聖書の時代から、キリスト教を公認したコンスタンティヌス帝のミラノの勅令(313年)までの時代をさしている。 この時代のキリスト者は戦争につい […]
やっぱり本が好き 読者と本との出会いの広場 『信仰の旅路 たましいの故郷への道』編
服部滋樹さんKGK東海地区主事日本福音キリスト教会連合・朝日聖書教会員 この本に格別の愛着を感じるのは、今から9年前、英国のウィクリフホールでの学びに遡ります。最初の説教演習で、著者であるアリスター・マクグラス先生との出 […]
四季の庭から 8 真夏の芝生
森住 ゆき日本福音キリスト教会連合 前橋キリスト教会会員 猛暑で有名な地方都市に住んでいるので、夏の芝刈りは根性がいる。うちの庭は猫額だけど手刈りなので、どちらが刈るか夫とのじゃんけんは真剣勝負だ。盛夏には連日気温が体 […]
時代を見る目 104 初穂クリスチャン(1) 痛みと葛藤
神津 喜代子日本バプテスト教会連合 大野キリスト教会主事 一%。これがクリスチャン人口である。今はこの数字について私は論ずる気持ちはない。教会にいると、周りがほとんどクリスチャンだから、何だか結構多いような錯覚をする。 […]
折々の言 18 落ち込み スランプとのつきあい
工藤 信夫平安女学院大学教授 精神科医 一、友人からの手紙 聖書は「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい」(ピリピ4章)と伝えるが、現実の私たちは、失意や失望、落ち込みに見舞われることが多 […]
クリスチャンは戦争をしてもよいか? 3 神が戦われる
藤原 淳賀東京基督教大学専任講師 戦争はできるだけ避けるべきであることはいうまでもないが、どのような場合でも絶対に戦争をしてはならないのか? どうしても必要な場合もあるのではないか? キリスト者の中でまた神学者の間で、 […]