野の草を見つめながら 第10回 それぞれのレース
フォトグラファー 市川五月 今回の表紙の写真は、コンクリートの狭間で一生懸命生きている野の草を選びました。いつの間にか自分と人を比べすぎて、つらくなってしまったいつかの自分を投影しているような草でした。 人と比べてしまう […]
時代を見る眼 教会の役割り [3]地域にさいわいを
キングス・ガーデン埼玉理事 児島康夫 「福祉」という語はいつごろ生まれたのだろうか。 ある福祉系の専門書に「第二次世界大戦後、日本国憲法の制定と共に生まれた造語」と書かれていた。 しかし、明治時代に訳された文語訳聖書には […]
『たいせつなきみ』邦訳20周年Anniversary 親からわが子へ、そして、次の世代に
初版発行以来、愛されてきた絵本『たいせつなきみ』シリーズが、邦訳20周年を迎えた。20年前よりも、“自尊感”がさらに希薄になっているように感じる今、あらためて「あなたは大切な存在」と語りかける本書の内容を味わう。 < […]
神の賜わるいのちと愛に生かされて~子どもと家庭を救う根源的な力~
『「いのち」と「愛」に着目する子育て』 岡本富郎 著 四六判 900円+税 いのちのことば社 木場深川キリスト教会牧師 佐藤義則 著者は、教育学を専門として長年大学で教鞭をとってこられました。その教育者としての姿は、机上 […]
本ソムリエが惚れた1冊
書店員に聞いてみました 『「バカな平和主義者」と独りよがりな正義の味方』 鈴木光 著 B6判 192頁 1,400円+税 今月のソムリエ ジョイフル 中山輝夫さん 本書の著者と同じく、私は2001年に日本企業の社員として […]
リレー連載 牧師たちの信仰ノート
渡辺信夫(わたなべ・のぶお) 1923年、大阪生まれ。 日本キリスト教会東京告白教会元牧師。 第十三回 時が来るまで 私が生まれる前の年の一九二二年に、父は洗礼を受けた。父はこの次男(私)を、信仰の男に育てようと決意した […]
けっこうフツーです―筋ジスのボクが見た景色 第6回 悩みの中にあった大学時代
黒田良孝 (くろだ・よしたか) 1974年福井県生まれ。千葉県在住。幼少の頃に筋ジストロフィー症の診断を受ける。国際基督教大学卒。障害当事者として、大学などで講演活動や執筆活動を行っている。千葉市で開催された障害者と健常 […]
信じても苦しい人へ―神から始まる「新しい自分」第2回 なぜ? どうしたら?
中村穣 (なかむら・じょう) 2009年、米国のウエスレー神学大学院卒業。帰国後、上野の森キリスト教会で宣教主事として奉仕。 2014年、埼玉県飯能市に移住。飯能の山キリスト教会を立ち上げる。2016年に教会カフェを始め […]
野の草を見つめながら 第9回 すべてをゆだねる
フォトグラファー 市川五月 今回の表紙の写真は皆さんもよくご存じの「ぺんぺん草」ことナズナです。葉っぱが特徴的でハートの形をした、とても可愛らしい草ですよね。 ナズナを調べてみると、とても興味深いことがいくつも出てきまし […]
299 時代を見る眼 教会の役割り [2]高齢者の証しを聴く
キングス・ガーデン埼玉理事 児島康夫 昨今、わが国が少子高齢化の時代に入ったことを実感する。教会は一般社会より早めに、そのことを実感していたかもしれない。 教会から子どもたちや青年たちが減り、高齢者の割合が増える傾向は、 […]
福音理解と宣教のあり方に新たな視点を
聖書同盟理事長 稲垣博史 『福音は何を変えたか―聖書翻訳宣教から学ぶ神のミッション』 福田 崇 著 B6判 1,000円+税 いのちのことば社 五十年以上前のこと、ガリ版刷りの機関紙『聖書翻訳』を手にして、初めて翻訳宣教 […]
本ソムリエが惚れた1冊
書店員に聞いてみました 今月のソムリエ オアシス新宿西口店 金子健太郎さん 『神様とともに歩むための101のヒント』 サリー・ロイド・ジョーンズ 著、ジェイゴ 画 A5変判 228頁 2,300円+税 この本はつまり「神 […]
リレー連載 牧師たちの信仰ノート
中台孝雄(なかだい・たかお) 日本長老教会・希望キリスト教会牧師。 hi-b.a.(高校生聖書伝道協会)代表役員。 第十二回 「主の導きの軌跡」③ できれば生涯続けたかった高校生伝道から離れた私に、特にやりたいことはあり […]