野の草を見つめながら 第2回 小さな存在にそっと寄り添って
フォトグラファー 市川五月 冬の寒さが本格的になってくる東京2月。都会っ子は寒さに弱く、本当に春はやってくるの? なんて思ってしまうくらいの落ち込みようです。近年は温暖化の影響で冬がとても寒くなり、雪も多くなりました。一 […]
本ソムリエが惚れた1冊 書店員に聞いてみました!
『クレイジーラブ』 フランシス・チャン 著 越野グレース 訳 四六判 240頁 1,500円+税 『ソウル・サバイバー―私を導いた13人の信仰者』 フィリップ・ヤンシー 著 山下章子 訳 四六判 560頁 2,600円+ […]
時代を見る眼292 心の平安 [1] ボロボロの自分を神様が愛しておられる
時代を見る眼292 精神科医 堀江通旦 心の平安 [1] ボロボロの自分を神様が愛しておられる 私は自分の仕事柄、いろいろな理由で心の平安を失った人たちと出会うことがしばしばありました。カウンセリングの専門家たちも、あく […]
新連載 本ソムリエが惚れた1冊 書店員に聞いてみました!
『思いがけないところにおられる神』 フィリップ・ヤンシー著 齋藤登志子訳 B6判 224頁 1,500円+税 今月のソムリエ CLCお茶の水店 内藤 優祐さん 何一つ疑わずただただ神を信じる…といった信仰に、疑いの多い者 […]
リレー連載 牧師たちの信仰ノート 第六回「弱さの極みの中で」(ひとり、伝道師として)③
遠藤芳子(えんどう・よしこ) 1959年岐阜県生まれ。 お茶の水女子大学、聖書神学舎卒業。日本同盟基督教団 和泉福音教会伝道師。 主人の召天によって、牧師の妻という立場に終止符を打たれてしまった私は、自分の身の振り方につ […]
私はこう読んだ―『聖書 新改訳2017』を手にして 第12回 みことばの確かさ
第12回評者 鎌野直人 関西聖書神学校 校長。日本イエス・キリスト教団姫路城北教会 牧師。日本福音主義神学会西部部会 理事。 みことばの確かさ 二〇〇七年のアドベント、当時遣わされていた教会は、礼拝や祈祷会で用いる聖書を […]
『歎異抄』と福音 第十八回 すえとをりたる慈悲とは
東京基督教大学教授 大和昌平 仏教における「慈悲」は、キリスト教における「愛」にかなり近い概念だ。「慈悲」の「慈」はサンスクリットのマイトリー(友愛)から派生し、友に楽しみを与えることを意味する。「悲」の原語は呻きを意味 […]
野の草を見つめながら 第1回 神様が着せてくださる白い衣
フォトグラファー 市川五月 皆さん初めまして。昨年の6月に『都会に咲く小さな草花さえも』という都会の野草と聖書のことばのコラボ写真集を出版させていただきました。15年間の写真家人生で初の写真集となったこの作品は、不思議な […]
時代を見る眼291 聖書の言葉を生きる [3] 小さな信仰の種から芽生えたもの
日本オープンバイブル教団 墨田聖書教会 牧師夫人 文筆家 宮 葉子 洗礼の学びを始めるとき、いつも相手に伝えることがある。「ノートを一冊用意してね」。礼拝のメッセージはもちろん、心に留まった聖書のことばや、その時の思いを […]
リレー連載 牧師たちの信仰ノート 第五回「神の主権にゆだねて」(牧師であった夫の召天)②
遠藤芳子(えんどう・よしこ) 1959年岐阜県生まれ。 お茶の水女子大学、聖書神学舎卒業。日本同盟基督教団 和泉福音教会伝道師。 前回は、牧師の妻として教えられた「なくてはならぬひとつのこと」、そして突然の主人の発病まで […]
私はこう読んだ―『新改訳2017』を手にして
第11回評者 廣瀬薫 新潟県出身。東京大学工学部都市工学科卒業。東京基督神学校に学ぶ。日本同盟基督教団 理事長。東京キリスト教学園東京基督教大学 理事長。 伝道に用いられることを期待 翻訳の内容について具体的な箇所を取り […]
『歎異抄』と福音 第十七回 親鸞は弟子の一人も持ちません
大和昌平 茨城県笠間市に稲田御坊(稲田善坊西念寺)を訪ねた。親鸞は新潟に流刑された後、稲田を中心に約二十年間布教した。弟子を育て、念仏道場を生み出し、主著『教行信証』の執筆に取り組んだ壮年時代だ。一説によると、親鸞を師と […]
リレー連載 ことばのちから 最終回 ことばが世界をつくる
同志社大学社会学部教授 木原活信 今日、「ことば」そのものがもつ意味が薄くなってきているのではないでしょうか。そんななか、「いのちのことば」という名を冠する雑誌としても、その「ちから」について改めてご一緒に考えていきたい […]