羊毛に関わる小さなお話 第10回 お空の牧場
羊毛フェルト作家 泉谷千賀子 青い空に、モコモコとした羊雲が浮かぶころとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 小さな雲片が群れをなしているのを見ると、秋を感じます。うろこ雲は、羊雲よりもさらに上空に […]
時代を見る眼276 四街道
惠泉塾 後藤敏夫 [3]『神の秘められた計画』福音の再考 喪われた共同体 「アテネ人も、そこに住む外国人もみな、何か耳新しいことを話したり、聞いたりすることだけで、日を過ごしていた」(使徒17・21) この […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか?〈6〉固有名詞、詩文の賛美
前回までに述べてきたことから、半世紀近く前に出版された新改訳聖書が、日本語という点で多くの改善の余地があったことを理解していただけたでしょうか。今回は、さらに加えられた変更を、特に固有名詞や文体の問題に的を絞って、新約聖 […]
『歎異抄』と福音 第二回 ミステリーとしての「歎異抄」
一冊の本を読み始める時、力の入った冒頭へ気がはやるのを抑えて、末尾の解説から読んでしまう癖がある。現代日本の古典となった『歎異抄』だが、冒頭ではなく末尾の「結文」から読んでいきたい。解説から読んでしまう癖から、最近このよ […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか?〈6〉固有名詞、詩文の賛美
新日本聖書刊行会・新約主任 前橋キリスト教会牧師 内田 和彦 前回までに述べてきたことから、半世紀近く前に出版された新改訳聖書が、日本語という点で多くの改善の余地があったことを理解していただけたでしょうか。今回は、さらに […]
私の信仰 履歴書 第四回 献身の道を踏み出す
野田 秀 大学を卒業したのは昭和三十年(一九五五年)のことであり、日本の敗戦から十年が経っていました。 世の中は落ち着きを増してはいましたが不況のまっただ中にあり、就職も楽ではありませんでした。やっとの思いで東京にある精 […]
自然エネルギーが地球を救う 第20回 水の利用|これからの可能性〈その1〉
足利工業大学 理事長 牛山 泉 二〇一一年三月十一日の東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、再生可能エネルギーに注目と期待が集まり、特に、水力や地熱のようなベースロードとして利用できる安定したエネルギ […]
あたたかい生命と温かいいのち 第八回 言い尽くせない安らぎ
福井 生 止揚学園の知能に重い障がいをもつ仲間の賢人さんが、六十歳を迎え還暦のお祝いをすることになりました。 夏になっても朝晩は冷えるので、私たちは真っ赤な布で手作りのひざ掛けを作り、「六十歳の誕生日おめでとうございます […]
羊毛に関わる小さなお話 第9回 羊毛を手にして
羊毛フェルト作家 泉谷千賀子 暑さは残りますが、暦の上では秋になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 * * * ちょっぴり涼しくなると、何かを始めたい気持ちになるから不思議です。スポーツ、音楽、 […]
時代を見る眼275 [2]『神の秘められた計画』福音の再考 宣教の言葉のパラダイム・シフト
四街道 惠泉塾 後藤敏夫 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43:4)という今盛んに語られるみことばを、私は教会生活のある時期まで聞いたことがありませんでした。それまではヨハネ3章 […]
『歎異抄』と福音 新連載 第一回 親鸞人気を支えているもの
大和昌平 やまと・しょうへい 1955年、大阪市生まれ。子供時代に浄土真宗に触れ、高校時代にキリスト者となる。東京基督神学校に学び、福音交友会・京都聖書教会牧師を25年務める。その間、佛教大学大学院で仏教学を研究する。現 […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか? 〈5〉理解しやすい訳文
日本語の改善という課題のうち、今回は、誤解を避け、理解を助ける工夫について説明しましょう。 新改訳第三版では、使徒の働き9章9節で「(サウロは)飲み食いもしなかった」という表現がありました。ダマスコ途上で復活された主イエ […]
私の信仰 履歴書 第三回 人生は出会いで決まる
野田秀 「人生は出会いで決まる」と言います。「出会い」は偶然に過ぎないと考える人がありますが、聖書はそれを神の摂理であると教えます。摂理とは、人の思いや願いを超えた神の計画であり、導きのことです。私は自分の生涯を振り返る […]