羊毛に関わる小さなお話 第9回 羊毛を手にして
羊毛フェルト作家 泉谷千賀子 暑さは残りますが、暦の上では秋になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 * * * ちょっぴり涼しくなると、何かを始めたい気持ちになるから不思議です。スポーツ、音楽、 […]
時代を見る眼275 [2]『神の秘められた計画』福音の再考 宣教の言葉のパラダイム・シフト
四街道 惠泉塾 後藤敏夫 「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ43:4)という今盛んに語られるみことばを、私は教会生活のある時期まで聞いたことがありませんでした。それまではヨハネ3章 […]
『歎異抄』と福音 新連載 第一回 親鸞人気を支えているもの
大和昌平 やまと・しょうへい 1955年、大阪市生まれ。子供時代に浄土真宗に触れ、高校時代にキリスト者となる。東京基督神学校に学び、福音交友会・京都聖書教会牧師を25年務める。その間、佛教大学大学院で仏教学を研究する。現 […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか? 〈5〉理解しやすい訳文
日本語の改善という課題のうち、今回は、誤解を避け、理解を助ける工夫について説明しましょう。 新改訳第三版では、使徒の働き9章9節で「(サウロは)飲み食いもしなかった」という表現がありました。ダマスコ途上で復活された主イエ […]
私の信仰 履歴書 第三回 人生は出会いで決まる
野田秀 「人生は出会いで決まる」と言います。「出会い」は偶然に過ぎないと考える人がありますが、聖書はそれを神の摂理であると教えます。摂理とは、人の思いや願いを超えた神の計画であり、導きのことです。私は自分の生涯を振り返る […]
自然エネルギーが地球を救う 第19回 水の力|人類の歴史と水の恵み〈その2〉
足利工業大学理事長 牛山 泉 日本の地理的特徴は、アジアモンスーン気候帯に位置し、国土の七割が山岳丘陵地という、海に囲まれた島国であるということにある。それゆえ、水のエネルギーに恵まれているのが長所といえる。多雨と山岳地 […]
あたたかい生命と温かいいのち 第七回 真剣に生きているのか
福井 生 1966年滋賀県にある知能に重い障がいを持つ人たちの家「止揚学園」に生まれる。生まれたときから知能に重い障がいを持つ子どもたちとともに育つ。同志社大学神学部卒業後、出版社に勤務。しかし、子どものころから一緒だっ […]
羊毛に関わる小さなお話 第8回 羊とぶどう
羊毛フェルト作家 泉谷千賀子 その昔、ワイン醸造所の主人と羊飼いは、共に助け合って暮らしていたそうです。 羊たちは、収穫後のぶどう畑の下草や枯れ枝を食べてくれますし、二股に分かれた蹄は歩くたびに土を耕してくれるのです。そ […]
時代を見る眼274 [1]『神の秘められた計画』福音の再考 途上での省察と証言を書いて
時代を見る眼274 四街道 惠泉塾 後藤敏夫 1966年、高校生のときにアメリカ人宣教師に導かれてクリスチャンになり、1976年に神学校を卒業して牧師になりました。首都圏を中心に35年の牧会生活を経て、20 […]
特集 今も働く神の歴史の物語 「信仰遺産」の宝庫を堀り当てて
カラー写真もたっぷり! 『写真で訪ねる信仰遺産―日本キリスト教史の夜明け』 伊東泰生:写真 熊田和子:文 B5変型判 64頁 定価1,400円+税 編集ライター 熊田和子 本書は二〇〇六年から二〇〇七年にか […]
聖書 新改訳2017 どう新しくなるのか?〈4〉簡潔で読み易い訳文
日本語の変化に対応することの重要性は、すでに記しましたが、日本語に関する課題はほかにもさまざまにあります。新改訳聖書の初版が出たころ、「丁寧すぎる」とか「冗長」といった声を耳にしました。特に、日本聖書協会の「口語訳」聖書 […]
私の信仰履歴書 第二回 神さまが送ってくださった使者
本誌『いのちのことば』を発行している、いのちのことば社は東京の中野にあります。中野は私にとって懐かしい土地です。それは幼少期をそこで過ごしたからであり、いのちのことば社がある辺りも“冒険”と称して走り回った場所ですから、 […]
羊毛に関わる小さなお話 第7回 太陽の季節
羊毛フェルト作家 泉谷千賀子 小さな波が、夏の太陽にキラキラと輝くこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 夏に羊毛の話ですか……と、ちょっと残念に思われることでしょう。確かに羊毛は寒い冬の素材のイメージです。 * […]