時代を見る眼266 変わりゆくものと変わらないもの [2] 遅れた医療事情と霊的無知による悲劇
日本国際飢餓対策機構(JIFH) ボリビア多民族国駐在スタッフ 小西小百合 私は昨年約一か月半腸チフス他の感染症で苦しみ、日本に一時帰国して精密検査を受けました。そのときわかったことはボリビアで受けた治療や […]
連載 ふり返る祈り 第14回 沈黙の言葉
主よ。私の口に見張りを置き、 私のくちびるの戸を守ってください。 詩篇141篇3節 斉藤 善樹(さいとう・よしき) 自分は本物のクリスチャンではないのではないかといつも悩んできた三代目の牧師。 最近ようやく祈りの大切さが […]
連載 恵みの軌跡 第四回 精神科医としてのスタート
柏木哲夫 一九六五年、大阪大学医学部卒業。ワシントン大学に留学し、アメリカ精神医学の研修を積む。一九七二年に帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年日本で初めてのホスピスプログラムをスタート。一九九四年日米医学 […]
自然エネルギーが地球を救う 第11回 日本の自然にある潜在力を生かす
足利工業大学理事長 牛山 泉 二〇一一年三月十一日の、東京電力福島第一原子力発電所の事故以前に稼働していた原発は五十四基。日本の全電力の約三割、日本全体のエネルギーの一三%程度を原発が賄っていた。いま再稼働しているのは三 […]
しあわせな看取り 果樹園の丘の訪問看護ステーションから 第17回 ホスピスの選択
岸本みくに Dさんは、一年前からS字結腸の狭窄が認められていましたが、イレウス(腸閉塞)になり、人工肛門を造設し、自宅に戻ってこられた八十一歳の女性です。早くに夫に先立たれ、娘さんたちを育て上げて嫁がせた後、三十年一人で […]
豊かな信仰を目指して 第四回 信仰体験はガーンと来る? ―第Xの転機
河村従彦 札幌で生まれ、東京で育つ。慶應義塾大学文学部卒業、フランス文学専攻。インマヌエル聖宣神学院卒業、牧師として配属される。アズベリー・セオロジカル・セミナリー修了、神学、宣教学専攻。牧会しながら、ルーテル学院大学大 […]
愛しきことば 第11回 人生はギブ・アンド・ギブ
カリグラフィーアーティスト 松田 圭子 近所の公園にある大きなクヌギの木は、毎年、どんぐりが茶色に色づく前に台風の強い風によって枝ごと折れて落ちています。枝についたゆりかごにどんぐりがしがみついているようで、何ともかわい […]
時代を見る眼265 変わりゆくものと変わらないもの [1] ラテンアメリカの現状
日本国際飢餓対策機構(JIFH) ボリビア多民族国駐在スタッフ 小西小百合 ラテンアメリカは古くから男尊女卑(マチズモ)が深く根ざしてきた社会。凶悪犯罪、誘拐・人身売買や臓器売買、DV(家庭内暴力)、麻薬製造と密売、人種 […]
ふり返る祈り 第13回 百倍の実
「種を蒔く人が種まきに出かけた。蒔いているとき、道ばたに落ちた種があった。すると、人に踏みつけられ、空の鳥がそれを食べてしまった。また、別の種は岩の上に落ち、……枯れてしまった。また、別の種はいばらの真ん中に落ち……いば […]
自然エネルギーが地球を救う 第10回 世界に広がるエネルギー利用
足利工業大学学長 牛山 泉 一九四五年、第二次大戦直後の世界の人口は、わずか二十三億人、その後七十年を経過して現在は七十億人を超え、今世紀中には百億人になろうとしている。人口は三倍に増加したというより、爆発したのだ。 「 […]
しあわせな看取り 果樹園の丘の訪問看護ステーションから 第16回 寿命
手術や抗がん剤治療でがんと闘ってこられたNさんは七十歳代の女性です。 四年前に主治医から「Nさん、抗がん剤はこの辺でやめて、体力のある今のうちに自宅で過ごしなさい。今ならまだまだやりたいことができます」と言われ、治療をや […]
豊かな信仰を目指して 第三回 神さまイメージの変化―恵みの世界への旅立ち
河村 従彦 札幌で生まれ、東京で育つ。慶應義塾大学文学部卒業、フランス文学専攻。インマヌエル聖宣神学院卒業、牧師として配属される。アズベリー・セオロジカル・セミナリー修了、神学、宣教学専攻。牧会しながら、ルーテル学院大学 […]
恵みの軌跡 第三回 受洗、専門分野の決定、結婚
柏木 哲夫 一九六五年、大阪大学医学部卒業。ワシントン大学に留学し、アメリカ精神医学の研修を積む。一九七二年に帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年日本で初めてのホスピスプログラムをスタート。一九九四年日米医 […]