自然エネルギーが地球を救う 第8回 エネルギー問題の先見者 内村鑑三
足利工業大学理事長 牛山 泉 内村鑑三のことを知らない人は少ないであろうし、その著書を読まれた方も多いはずである。一八六一年(文久一)に生まれ、新渡戸稲造と共に札幌農学校に学び、その間にクリスチャンとなった。米国留学後、 […]
しあわせな看取り 果樹園の丘の訪問看護ステーションから 第14回 お騒がせの孝子さん
孝子さん(仮名)は甲状腺がんを患った七十歳の女性です。脳梗塞で右半身麻痺となった車椅子生活の旦那様がおられましたが、孝子さんががんに倒れてからはお二人での生活が難しくなり、ご夫婦でレストハウスに入居されました。がんに対す […]
ねえちゃん、大事にしいや。第2回 私のこれまでの道のり
入佐 明美 一九五五年生まれ。看護専門学校卒業後、病院勤務を経て、八〇年より釜ヶ崎でケースワーカーを務める。著書に『ねえちゃん、ごくろうさん』(キリスト新聞社)、『いつもの街かどで』(いのちのことば社)、『いのちを育む』 […]
愛しきことば 第8回 平和の鐘
カリグラフィーアーティスト 松田 圭子 今月の表紙はテーマを平和とし、鐘を描きたいと思っておりました。映画「サウンド・オブ・ミュージック」のワンシーンのようなガランゴローンと鳴り響く鐘の画像を探してみましたが、なかなかみ […]
時代を見る眼262 スポーツ 明日への起点 [1] スポーツは人間学
Japan International Sports Partnership(JiSP)代表 国分寺バプテスト教会 牧師 米内宏明 スポーツは時代を反映するといいます。スポーツは言語、文化、宗教を超えるユニバーサルランゲ […]
自然エネルギーが地球を救う 第7回 聖書から教えられるライフスタイル
足利工業大学理事長 牛山泉 福島原発の事故から五年が過ぎ、その周囲はいまだに立ち入りが許されず、いまだ十万人以上の方々が故郷に戻れない状況が続いている。しかし、電力会社は目先の経済状況を理由に原発再稼働に向かっており、政 […]
ふり返る祈り 第10回 みこころに添った怒りと悲しみ
神のみこころに添った悲しみは、悔いのない、救いに至る悔い改めを生じさせますが、世の悲しみは死をもたらします。 コリント人への手紙第二7章10節 斉藤 善樹(さいとう・よしき) 自分は本物のクリスチャンではないのではないか […]
しあわせな看取り 果樹園の丘の訪問看護ステーションから 第13回 もう十分生きました
岸本みくに 「天の家に帰るとき」というタイトルの絵を持っています。雲の中である人がイエス様に抱きしめられています。イエス様は「よく帰ってきたね!」と言わんばかりの表情でその人を抱きしめています。バックの大空には広げられた […]
恵み・支えの双方向性 最終回 生きる姿勢
柏木哲夫 淀川キリスト教病院 理事長 かしわぎ てつお 1965年、大阪大学医学部卒業。ワシントン大学に留学し、アメリカ精神医学の研修を積む。1972年に帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年日本で初めてのホ […]
たましいの事件記者フィリップ・ヤンシー ―その探究の軌跡 最終回『神を信じて何になるのか』
山下章子 この世に生きる人々の心に生じる思いと、キリスト教の神の思い。フィリップ・ヤンシーはその両方に取材して執筆活動をしてきた作家ですが、今回は少し毛色の変わった作品をご紹介します。『神を信じて何になるのか』――この不 […]
愛しきことば 第7回 つながりのぶどうの木
カリグラフィーアーティスト 松田 圭子 6月号の結婚式の話の続きです。式には、教会の信徒の方々約100人が、参列してくださいました。式の翌日は、日曜日で晴佐久神父(当時、所属教会の神父)が、結婚式のことをミサの中で、次の […]
ねぇちゃん、大事にしいや。全3回 第1回 ネパールに行く前に
入佐明美 一九五五年生まれ。看護専門学校卒業後、病院勤務を経て、八〇年より釜ヶ崎でケースワーカーを務める。著書に『ねえちゃん、ごくろうさん』(キリスト新聞社)、『いつもの街かどで』(いのちのことば社)、『いのちを育む』( […]
時代を見る眼261 いまを生きるみことば [3] 「低きに上れ」
在日大韓基督教会牧師 社会福祉法人青丘社評議員 金迅野 ヨハネの福音書の13章には、イエスが弟子たちの足を洗うという有名な場面が記録されています。しかし弟子たちはその意味が分からず当惑したといいます。イエスの「洗足」に比 […]