恵み・支えの双方向性 最終回 生きる姿勢
柏木哲夫 淀川キリスト教病院 理事長 かしわぎ てつお 1965年、大阪大学医学部卒業。ワシントン大学に留学し、アメリカ精神医学の研修を積む。1972年に帰国し、淀川キリスト教病院に精神神経科を開設。翌年日本で初めてのホ […]
たましいの事件記者フィリップ・ヤンシー ―その探究の軌跡 最終回『神を信じて何になるのか』
山下章子 この世に生きる人々の心に生じる思いと、キリスト教の神の思い。フィリップ・ヤンシーはその両方に取材して執筆活動をしてきた作家ですが、今回は少し毛色の変わった作品をご紹介します。『神を信じて何になるのか』――この不 […]
愛しきことば 第7回 つながりのぶどうの木
カリグラフィーアーティスト 松田 圭子 6月号の結婚式の話の続きです。式には、教会の信徒の方々約100人が、参列してくださいました。式の翌日は、日曜日で晴佐久神父(当時、所属教会の神父)が、結婚式のことをミサの中で、次の […]
ねぇちゃん、大事にしいや。全3回 第1回 ネパールに行く前に
入佐明美 一九五五年生まれ。看護専門学校卒業後、病院勤務を経て、八〇年より釜ヶ崎でケースワーカーを務める。著書に『ねえちゃん、ごくろうさん』(キリスト新聞社)、『いつもの街かどで』(いのちのことば社)、『いのちを育む』( […]
時代を見る眼261 いまを生きるみことば [3] 「低きに上れ」
在日大韓基督教会牧師 社会福祉法人青丘社評議員 金迅野 ヨハネの福音書の13章には、イエスが弟子たちの足を洗うという有名な場面が記録されています。しかし弟子たちはその意味が分からず当惑したといいます。イエスの「洗足」に比 […]
ふり返る祈り 第9回 神様、祈れません!
斉藤 善樹(さいとう・よしき) 自分は本物のクリスチャンではないのではないかといつも悩んできた三代目の牧師。 最近ようやく祈りの大切さが分かってきた未熟者。なのに東京聖書学院教授、同学院教会、下山口キリスト教会牧師。 & […]
自然エネルギーは地球を救う 第6回 こんなにある創造の恵み
牛山 泉 東日本大震災で、火力と原子力を中心とする電力システムの脆弱さと危険性とに直面してから五年が過ぎた。生活で、仕事で、普段使っている電気をどこから調達し、どのように使っていくべきか、私たちはいま、新しいエネルギー体 […]
しあわせな看取り―果樹園の丘の訪問看護ステーションから 第12回 虹の家
岸本みくに やす子さん(仮名)は八十八歳のおばあさん。大の医者嫌い。食欲が減り、衰弱し、歩行もおぼつかなくなり、ご家族のワゴン車に布団を敷いて、まるで屋根を剥がしてイエス様のところに運ばれた中風の人のように皆に担がれて、 […]
恵み・支えの双方向性 第24回擬人法を用いた表現
淀川キリスト教病院 理事長 柏木哲夫 ある医学関係の学会シンポジウムで興味ある発表を聞きました。何かに挑戦するときに、挑戦者は自分がしようとしているそのことで犠牲になる人はいないかどうかに注意する視点を持つ必要があるとい […]
たましいの事件記者フィリップ・ヤンシ―その探究の軌跡 (5)『祈り―どんな意味があるのか
山下章子 フィリップ・ヤンシーの代表作として、今回は『祈り―どんな意味があるのか』をご紹介します。祈りが日々の生活に欠かすことのできない重要なものであることを疑うクリスチャンはいないでしょう。けれど信仰者たちの実際の祈り […]
愛しきことば 第6回 愛の讃歌
6月。日本では鬱陶しい梅雨の季節ですが、欧米のジューンブライドにあやかって結婚式を挙げる人も多いようですね。私も主人を亡くしてから2年後に今の主人と再婚しました。しかしいろいろな事情があって式を挙げられない […]
時代を見る眼260 いまを生きるみことば [2] 「時代のしるし」を読む
在日大韓基督教会牧師 社会福祉法人青丘社評議員 金迅野 マタイの福音書16章の冒頭には、「時代のしるし」についてのイエスの言葉が記されています。表面的には同じ「赤い空」が朝と夕では違う意味を持つことを知って […]
ふり返る祈り 第8回 こころの貧しさ
心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。 マタイの福音書5篇3節 斉藤 善樹(さいとう・よしき) 自分は本物のクリスチャンではないのではないかといつも悩んできた三代目の牧師。 最近ようやく祈りの大切さが […]