しあわせな看取り
―果樹園の丘の訪問看護ステーションから 第9回 私の出エジプト
岸本みくに惠泉マリア訪問看護ステーション所長札幌キリスト召団 余市教会員 大阪、堺市生まれ。幼い時に父を交通事故で亡くし、母の、「手に職をつけ早く自立するように」との教育方針で、子どもは3人とも医療系に進んだ。卒後15年 […]
たましいの事件記者フィリップ・ヤンシ―
その探究の軌跡 第2回 『神に失望したとき』
山下章子(やました・しょうこ)東京に生まれる。学習院大学文学部哲学科卒業。カリフォルニア大学サンタバーバラ校留学。現地にて受洗、フィリップ・ヤンシーの著作に出会う。英会話学校講師を経て、翻訳者に フィリップ・ヤンシーの探 […]
恵み・支えの双方向性 第21回 ことばの変化と方向性
柏木哲夫淀川キリスト教病院理事長 随分前のことですが、一九六九年から三年間、ワシントン大学の精神科に留学しました。患者さんの常識を検査するのに、三つのことわざを尋ねるというきまりがありました。その一つがA rolling […]
自然エネルギーが地球を救う 第3回 自然エネルギーは高コスト?
牛山 泉足利工業大学学長 日本の社会に依然として根強く残っているのは、経済成長を優先する経済信仰と技術力を過信する技術信仰である。しかしイエスは「人は、たとい全世界を得ても、いのちを損じたら、何の得がありましょう」(マル […]
愛しきことば 3 ことばと人のつながり
松田 圭子 今年の復活祭は、3月27日です。そこで3月号は、復活祭にふさわしいマルティン・ルターのことばを選びました。「神さまは、復活の約束を聖書のうちばかりでなく、春の若葉の一枚一枚に書き記していらっしゃる。」 もう5 […]
時代を見る目 257 豊かな信仰を目ざして [2] 裁判官か父か?
河村従彦インマヌエル聖宣神学院院長 「カミサマ」は「裁判官」か「父」か。そんなこと考えたこともないとおっしゃるかもしれません。そもそも、裁判官だの父だの、神さまをそんな人間くさいものに重ね合わせること自体、失礼ではないの […]
ふり返る祈り 第5回 愛がない?
斉藤 善樹(さいとう・よしき)自分は本物のクリスチャンではないのではないかといつも悩んできた三代目の牧師。最近ようやく祈りの大切さが分かってきた未熟者。なのに東京聖書学院教授(牧会カウンセリング他)、同学院教会牧師。 そ […]
しあわせな看取り
―果樹園の丘の訪問看護ステーションから 第8回 神様のホットライン(2)
岸本みくに惠泉マリア訪問看護ステーション所長札幌キリスト召団 余市教会員 大阪、堺市生まれ。幼い時に父を交通事故で亡くし、母の、「手に職をつけ早く自立するように」との教育方針で、子どもは3人とも医療系に進んだ。卒後15年 […]
たましいの事件記者フィリップ・ヤンシ―
その探究の軌跡 新連載 (1)『消え去らない疑問』
山下章子(やました・しょうこ)東京に生まれる。学習院大学文学部哲学科卒業。カリフォルニア大学サンタバーバラ校留学。現地にて受洗、フィリップ・ヤンシーの著作に出会う。英会話学校講師を経て、翻訳者に フィリップ・ヤンシーの著 […]
恵み・支えの双方向性 第20回 物事のプラスとマイナス
柏木哲夫淀川キリスト教病院理事長 すべての出来事にプラスとマイナスがあるというのが原則だと思います。宝くじに当たった人が大きな事業に手を出し、失敗して無一文になったという話を聞きました。プラスとマイナスの典型です。はじめ […]
自然エネルギーが地球を救う 第2回 原発再稼働は必要か
牛山 泉足利工業大学学長 世界十二億のカトリック信者を束ねるフランシスコ教皇は、弱者に寄り添う「民衆の教皇」と呼ばれ、二〇一五年九月のプロテスタントの国である米国訪問(二〇一五年九月)でも熱狂的な歓迎を受けた。キューバと […]
愛しきことば 2 いつも微笑んでいましょう
松田 圭子 寒い季節ですが、植物たちは、しっかり春の準備をしています。秋に落ちた葉っぱの布団の下で、じっと寒さに耐えています。ほんの少しでも暖かな日の光が差し込んで来ると、待ち遠しいかのようにぬくっと落葉の布団を持ち上げ […]
時代を見る目 256 豊かな信仰を目ざして [1] 神さまイメージって?
河村従彦インマヌエル聖宣神学院院長 「神さまイメージ」って何のことだろう。初めて聞かれる方もあるかもしれません。簡単に言うと、「キリスト者が神さまをどのようにイメージして、心の中に取り込んでいるか」ということです。ひょん […]