神様がくれた風景 10 落ち葉
やまはな のりゆき 「人が埋もれるほどの落ち葉に憧れていた」と妻が言う。妻も私と同郷の小樽人。そういえば、雪で遊んだ記憶はいくつもありますが、落ち葉で遊んだ記憶はひとつもありません。北海道では葉が落ちるとすぐに霜が張り、 […]
これって何が論点?! 第3回 天皇ってどういう存在なの?
星出卓也 日本長老教会 西武柳沢キリスト教会牧師。 日本福音同盟(JEA)社会委員会委員、日本キリスト教協議会(NCC)靖国 神社問題委員会委員。 「天皇の戦争責任」とか、天皇の話ってタブーな印象があるけど……海外の王室 […]
時代を見る目 229 時のしるしを見分ける [1]
水草修治日本同盟基督教団小海キリスト教会牧師 福島で原発震災が起こったとき、いく人かの方から「預言者的でしたね」と言われた。その8年ほど前から「原発震災の危機」をクリスチャン新聞や教会紙、ブログなどで訴えていたからである […]
福祉と福音
―弱さの福祉哲学 第2回 「愛せない」ことからはじまる社会福祉
木原活信同志社大学社会学部教授 イエス・キリストが語った「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」(マタイ22・39)という言葉の中に、福音と福祉をつなぐ重要な鍵があるように思う。とりあげたいのは「愛せよ」という言葉であ […]
つい人に話したくなる 聖書考古学 第12回 医者は奴隷だった!?
杉本智俊慶應義塾大学文学部教授、新生キリスト教会連合(宗)町田クリスチャン・センター牧師(http:// www.mccjapan.org/) Qルカの福音書を書いたルカは、医者だと聞きました。 日本では、医者というと高 […]
神様がくれた風景 9 水彩画の秋
やまはな のりゆき 秋ほど水彩画に合う季節はないと思う。この季節を描くのがずっと楽しみでした。緑、黄色、バーミリオン、赤、青、紫―。すべての美しい色を拒まない季節。絵の具を画面ににじませてゆくのは楽しい。クリスチャンがよ […]
これって何が論点?! 第2回 日本国憲法は、だれが創ったの?
星出卓也日本長老教会西武柳沢キリスト教会牧師。日本福音同盟(JEA)社会委員会委員、日本キリスト教協議会(NCC)靖国神社問題委員会委員。 日本国憲法は、敗戦後、アメリカからやってきた連合国最高司令官総司令部(GHQ)に […]
時代を見る目 228 改憲論と日本の行く末 [3]
鈴木伶子平和を実現するキリスト者ネット事務局代表 日本では、様々なものを神として拝みます。そこで明治政府は、国民を一つにまとめて先進諸国に追いつくために、天皇を神とする“神道”を作りました。この宗教は、アジア・太平洋戦争 […]
福祉と福音
―弱さの福祉哲学 第1回 傷つき倒れる側からの視点
木原活信同志社大学社会学部教授 キリスト教関係者には社会福祉にもっと関心を、福祉の専門家には福音にもっと興味をもってもらいたい、と願っている。クリスチャンが福祉とかかわることは、否が応でも「隣人を愛する」ことに直結せざる […]
駆出しおとんの「親父修行」 最終回 「私の一年は、『たった一年』じゃない」
大嶋重徳KGK(キリスト者学生会)主事 「お父さん、私オーストラリア行きたくない」娘の衝撃の告白に、ひっくり返りそうになった。一年間、海外で神学について学ぶ機会が与えられそうだ、という話が浮上したとき、もちろん娘がノリ気 […]
つい人に話したくなる 聖書考古学 第11回 大工は家を建てない!?
杉本智俊 慶應義塾大学文学部教授、新生キリスト教会連合(宗)町田クリスチャン・センター牧師(http:// www.mccjapan.org/) Qイエスは大工でしたが、どんな家を建てたのですか? 聖書は、イエスが父親の […]
神様がくれた風景 8 十五夜の月
やまはな のりゆき 十五夜とは、新月から数えて15日目の夜のこと。旧暦15日の夜であり、満月です。旧暦の秋は7月から9月までとされ、それぞれ、初秋(7月)中秋(8月)晩秋(9月)と呼ばれました。中でも8月15日の月が最も […]
これって何が論点?! 第1回 憲法は、だれのためのもの?
星出卓也 日本長老教会 西武柳沢キリスト教会牧師。 日本福音同盟(JEA)社会委員会委員、日本キリスト教協議会(NCC)靖国 神社問題委員会委員。 先月号で、「憲法によって、政府と権力の暴走を常に見張ることは私たちの大切 […]