福祉と福音
―弱さの福祉哲学 第1回 傷つき倒れる側からの視点
木原活信同志社大学社会学部教授 キリスト教関係者には社会福祉にもっと関心を、福祉の専門家には福音にもっと興味をもってもらいたい、と願っている。クリスチャンが福祉とかかわることは、否が応でも「隣人を愛する」ことに直結せざる […]
駆出しおとんの「親父修行」 最終回 「私の一年は、『たった一年』じゃない」
大嶋重徳KGK(キリスト者学生会)主事 「お父さん、私オーストラリア行きたくない」娘の衝撃の告白に、ひっくり返りそうになった。一年間、海外で神学について学ぶ機会が与えられそうだ、という話が浮上したとき、もちろん娘がノリ気 […]
つい人に話したくなる 聖書考古学 第11回 大工は家を建てない!?
杉本智俊 慶應義塾大学文学部教授、新生キリスト教会連合(宗)町田クリスチャン・センター牧師(http:// www.mccjapan.org/) Qイエスは大工でしたが、どんな家を建てたのですか? 聖書は、イエスが父親の […]
神様がくれた風景 8 十五夜の月
やまはな のりゆき 十五夜とは、新月から数えて15日目の夜のこと。旧暦15日の夜であり、満月です。旧暦の秋は7月から9月までとされ、それぞれ、初秋(7月)中秋(8月)晩秋(9月)と呼ばれました。中でも8月15日の月が最も […]
これって何が論点?! 第1回 憲法は、だれのためのもの?
星出卓也 日本長老教会 西武柳沢キリスト教会牧師。 日本福音同盟(JEA)社会委員会委員、日本キリスト教協議会(NCC)靖国 神社問題委員会委員。 先月号で、「憲法によって、政府と権力の暴走を常に見張ることは私たちの大切 […]
時代を見る目 227 改憲論と日本の行く末 [2]
鈴木伶子平和を実現するキリスト者ネット事務局代表 憲法9条改憲論を支持する人の多くが「北朝鮮の脅威」を理由に挙げます。現在の憲法9条2項、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」を変更し […]
ミルトスの木かげで 第24回 神の大きなご計画の中で
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 長女がこの六月 […]
駆出しおとんの「親父修行」 第5回 一人ひとり違う
大嶋重徳KGK(キリスト者学生会)主事 「香澄さぁ、お父さんの仕事ってなんて言ってるの?」と妻が尋ねる。「うん、別に……。KGKって言ってもだれもわかんないじゃん」「なんか、東京のほうに行ってるって感じ?」「ああ、そう」 […]
つい人に話したくなる 聖書考古学 第10回 羊飼いは蔑まれていた!?
杉本智俊 慶應義塾大学文学部教授、新生キリスト教会連合(宗)町田クリスチャン・センター牧師(http:// www.mccjapan.org/) Q聖書には、「羊飼い」もよく出てきますね。 イスラエル民族の祖先であるアブ […]
神様がくれた風景 7 父のバイク
やまはな のりゆき 小樽の人口のピークは1964年。それは奇遇にも僕が生まれた年で、思い出してみると、たしかに僕がまだ子どもだった頃の小樽はどこへ行っても活気があって混雑していました。夏の海岸には子どもがあふれ、男の子が […]
時代を見る目 226 改憲論と日本の行く末 [1]
鈴木伶子平和を実現するキリスト者ネット事務局代表 ニューヨークにある国連ビルの庭には、「剣を打ちかえて鋤とする」というのイザヤ書のことばが刻まれた碑があります。第二次世界大戦では、敗戦国だけではなく戦勝国もかけがえのない […]
ミルトスの木かげで 第23回 急がない生活
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 『心の刷新を求 […]
駆出しおとんの「親父修行」 第4回 「ここぞ!」という時
大嶋重徳KGK(キリスト者学生会)主事 「お父さん、ボク、幼稚園行きたくないんだよ」息子が涙ながらに訴える。仕事の転勤で北陸金沢から関東に引っ越すとき、幼稚園の前で、多くの友達や先生に「とっくーん! 元気でねー」と見送ら […]