一粒のたねから 第12回 キリスト者の福祉は伝道の手段なのか
坂岡隆司社会福祉士。精神保健福祉士。インマヌエル京都伏見教会員。 この連載も、とうとう最終回になりました。それで今回は、まとめというわけではないのですが、タイトルのように少し大きなテーマで考えてみようと思います。ある方に […]
つい人に話したくなる 聖書考古学 第8回 イエスの墓はどこ!?
杉本智俊慶應義塾大学文学部教授、新生キリスト教会連合(宗)町田クリスチャン・センター牧師(http:// www.mccjapan.org/) Qイエスの墓は発見されていますか?イエスが十字架につけられた丘、そしてお墓の […]
神様がくれた風景 6 Mの白いズボン
やまはな のりゆき 雨には、ほろ苦い思い出がある。幼なじみのMのことを思う。小樽の東の小さな町に父が家を建てた頃、辺りにはまだ家も少なく、あるのはほんの数軒。Mの家はそのうちの一軒で、同い年だった僕らはすぐに友達になった […]
時代を見る目 224 東日本大震災に思う [2]
木田惠嗣ふくしまHOPEプロジェクト代表福島県キリスト教連絡会代表 東京電力の原発事故が起きるおよそ5か月前の2010年10月に、福島県では原発のプルサーマル計画が争点となる県知事選挙が行われた。プルサーマル計画とは、ウ […]
ミルトスの木かげで 第21回 教会に「安全ではない人」がいたら?(後編)
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 前回、牧会で「 […]
駆出しおとんの「親父修行」 第2回 おれ、親父になる
大嶋重徳KGK(キリスト者学生会)主事 家庭礼拝―。ノンクリスチャンの親父と、祖父母同居の実家では、ほとんどやった記憶がない。ある日、オカンが教会で「家庭礼拝っちゅうもんをやったらええらしい」と聞いてきて、急遽始まったこ […]
一粒のたねから 第11回 親であるというかなしさ
坂岡隆司社会福祉士。精神保健福祉士。インマヌエル京都伏見教会員。 調子を崩してしまった息子さんを、初めて緊急入院させたというお母さん(Aさん)から話を聞きました。今年三十歳になるその息子さんは、中学生の頃、不登校になり、 […]
つい人に話したくなる 聖書考古学 第7回 埋葬は二度行う!?!?
杉本智俊慶應義塾大学文学部教授、新生キリスト教会連合(宗)町田クリスチャン・センター牧師(http:// www.mccjapan.org/) Q 当時は、どのような埋葬をしていたのですか? 日本ではかつて「土葬」も行わ […]
神様がくれた風景 5 5月の庭
やまはな のりゆき 5月のテーマは“庭とシャボン玉”。このお仕事をいただいた時からそう決めていました。シャボン玉は、俳句においては“春”の季語だそうです。語源であるポルトガル語の「さぼん」は石鹸の意味。17世紀初めに渡来 […]
時代を見る目 223 東日本大震災に思う [1]
木田惠嗣ふくしまHOPEプロジェクト代表福島県キリスト教連絡会代表 震災後の2011年7月、FVI(「声なき者の友」の輪)の方々が開いてくださった福島未来会議で、「福島」の地名の由来を聞かれた。思わず、「福島の『福』は福 […]
ミルトスの木かげで 第20回 教会に「安全ではない人」がいたら?(前編)
中村佐知 米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 昨年秋のこと […]
駆出しおとんの「親父修行」 第1回 おれ、親父になる
大嶋重徳KGK(キリスト者学生会)主事 それは、二〇〇〇年十月十八日、サッカーのアジアカップ、日本対ウズベキスタン戦をテレビで見ていた真っ最中だった。試合終盤、北嶋が日本八点目をゴールしたすぐ後だっただろうか。隣の部屋か […]
一粒のたねから 第10回 大人の支援
坂岡隆司社会福祉士。精神保健福祉士。インマヌエル京都伏見教会員。 「スーツと煎餅はいつも職場に置いてある」新聞にこんな書き出しの記事が載っていました。何のことかと思って読んでみると、もう三十年以上も障害者施設で働いてきた […]