八ヶ岳のふもとから 第6回 アツアツの天丼とお吸い物
松村登世 6月初め、まだつぼみの固い山アジサイが梅雨空の下、急に可憐な花を開くとわが家の山庭がぱっと明るくなる。昨日までの冬布団を片付けて、家中を夏らしくしつらえると何だかうれしくなる単純な私である。山麓は、むせかえるほ […]
教会の記録を残そう
『教会アーカイブズ入門』のススメ 最終回 教会アーカイブスの未来
山口陽一東京基督教大学教授・大学院神学研究科委員長・日本同盟基督教団牧師 私からスタートし、鈴江英一、新井浩文、杉浦秀典、阿部伊作とつないできたリレー連載はいかがでしたか。鈴江氏が、「教会史が三年でできる」前提として、教 […]
『教会福音讃美歌』ができるまで 第6回 出版に向けた作業
田中 進福イムマヌエル綜合伝道団インマヌエル大宮キリスト教会牧師 曲の選考や歌詞の見直し、メロディーのこだわりなどを経て、『教会福音讃美歌』がいかに出版へと進んできたのか。出版時期が今春から七月へ延期されたことも含めて、 […]
時代を見る目 212 3・11――あの日の記憶、そして今 [5] 幼子に寄りそって
小久保 多美子福島こひつじ幼稚園 園長 緊急地震速報がいく度も鳴り響き、経験したことのない揺れが東北を襲いました。その日の夜、福島、宮城、岩手の海岸線をとてつもなく大きな津波が襲ったことを知りました。そして、翌日の午後3 […]
ミルトスの木かげで 第9回 ダビデとヨアブ
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 私の中では、神 […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第18回 どうしたら自己肯定できるの?
永原郁子マナ助産院院長 私はあまり人を好きになることがないのですが、好きになっても、どこか「別れ」を考えてしまいます。どうせふられるだろうな……というか。永原さんの言う「自己肯定ができない」というのは当たっていると思いま […]
キリスト教良書を読む 第7回 No.7『改訳新版神に失望したとき』
工藤信夫医学博士 ◆深刻な現実問題〝神に失望したことのない”人など、存在しないのではないかと私は思う。というのも〝困ったときの神頼み”は、人間の常態と言ってよいほどのものだからである。不治の病に冒されたとき、わが子が窮地 […]
八ヶ岳のふもとから 第5回 山菜てんぷら蕎麦
松村登世 この季節、新緑の森の中で目覚める心地よさはことばにできないくらいだ。10分ほど軽い運動をして体を目覚めさせ、一人の祈りの時を持つ。それから階下に降りて朝食の支度をするのが、毎日の習慣になっている。リビングの窓を […]
教会の記録を残そう
『教会アーカイブズ入門』のススメ 第5回 活用のススメ
阿部伊作東京基督教大学図書館 司書 「私は、あなたのなさったすべてのことに思いを巡らし、あなたのみわざを、静かに考えよう」(詩篇77・12) リレー連載五回目、今回は「活用のススメ」です。『教会アーカイブズ入門』で私が担 […]
『教会福音讃美歌』ができるまで 第5回 メロディーへのこだわり
土井康司福音讃美歌協会 讃美歌委員、日本同盟基督教団 下北沢聖書教会員 出版が待たれる福音派教会による『教会福音讃美歌』。今回は、選曲された讃美歌のメロディーに注目する。 Q ゆっくりとしたメロディーが多かった従来の讃美 […]
時代を見る目 211 3・11――あの日の記憶、そして今 [4] 故郷
千葉 寛子歯科医師日本キリスト教団 大船渡教会員 今ほど「ふるさと」の歌がしみじみと心に響いたことはありませんでした。日本中、そして世界の国々からの支援・絆に感謝の気持ちでいっぱいです。故郷は根こそぎ奪われてしまいました […]
ミルトスの木かげで 第8回 心の願い
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 次女が、高校の […]
キリスト教良書を読む 第6回 No.6『若い牧師・リーダーのための14章』
工藤信夫医学博士 ◆もし……という発想多くの失策と後悔に見舞われる人生の現実にあって“もし、もう一度やり直すことができれば……”という発想は斬新であり、魅力的なものである。死を目前にした人、結婚生活に破綻をきたした人、子 […]