時代を見る目 198 子どもホスピス [3]
「小さな願い」
鍋谷まこと淀川キリスト教病院 小児科部長 2009年にシスター・フランシスが来日してから、いくつもの子どもホスピス設立の動きが日本各地で見られるようになりました。鎌倉、奈良、大阪、北海道、九州とその動きは着実に広 […]
誌上ミニ講座「地域の高齢者と共に生きる」 第7回 時空を共に、時空を超えて
井上貴詞東京基督教大学助教 「地域の高齢者と共に生きる」高齢者と共に生きるということは、何かができる、できないという以前に、「今、ここで」の出会いに感謝し、時間と空間を共有するところから始まります。今、共に生きているから […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第5回 人工妊娠中絶と性感染症
永原郁子マナ助産院院長 セックスと妊娠精子と卵子が出会った受精卵は、細胞の数を増やしながら一週間で子宮に着床します。その後どんどん体が形作られて、四週間もすれば心臓の拍動が超音波で見えるようになります。「月経が来ないな […]
21世紀の教会のために 第5回 300年先を考えた教会形成を
藤原淳賀聖学院大学総合研究所教授 日本バプテスト連盟恵約宣教伝道所牧師 残念なことだが、日本の家は長くもたない。せいぜい三十年程度しかもたないものが一般的である。新しいもの好きのアメリカでさえ、家は直して長く住む。建て […]
98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第3回 お台場の自由の女神
アマリア・ネクラエシュ日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員 最近、東京で仕事があり、お台場にあるとてもすてきなホテルに泊まりました。真っ暗になってからチェックインしたので、次の朝を楽しみにしていました。東京でいちば […]
ココロの出会い ~世界を旅して 第3回 vol.3 羊飼い犬 ~ニュージーランド~
森祐理福音歌手 さぁ今月は、ニュージーランドの旅です。ここは、人口より羊のほうが多いという島。自然に溢れ、空も海も輝いて本当に美しく、日本からの留学生も多いそうで、「こんな所に住めるなんて、羨ましいなぁ」と思いました。 […]
時代を見る目 197 子どもホスピス [2]
「この子らを世の光に」「この子らと光の中を」
鍋谷まこと淀川キリスト教病院 小児科部長 日本における子どもホスピス――。どのような言葉がそれを最もよく表すのか考えたときに、まず「この子らを世の光に」という言葉が頭に浮かびました。この言葉は障害児福祉の中では有 […]
誌上ミニ講座「地域の高齢者と共に生きる」 第6回 専門的ケアとの連携と人材
井上貴詞東京基督教大学助教 「地域の高齢者と共に生きる」これまで、専門的な福祉事業に直接関わっていなくても、クリスチャンや教会が身近にできる地域の高齢者や家族への配慮、実践のポイントをご紹介してきました。それでは、より専 […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第4回 セックスをどう伝えるか
永原郁子マナ助産院院長 性教育開始の時期保護者対象の講演で「性教育を始める時期」について質問を受けることがあります。私は二歳から四歳頃ではないかと答えます。「ぞうさんのお鼻はなぜ長いの」という質問と同じ目線で「赤ちゃん […]
21世紀の教会のために 第4回 ケープタウン2010を通して考えたこと (2)
藤原淳賀聖学院大学総合研究所教授 日本バプテスト連盟恵約宣教伝道所牧師 前回に引き続き、昨年十月の「ケープタウン2010(第三回ローザンヌ世界宣教会議)」出席を通して考えたことを分かち合いたい。教会の一致 毎朝行われた […]
98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第2回 テクノロジーの国、日本
アマリア・ネクラエシュ日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員 テクノロジーは面白いものです。便利ですし、生活を楽にします。しかし、それだけではありません。人生に″神聖さ〟、または″罪〟を持ち込む力があります。それはあ […]
ココロの出会い ~世界を旅して 第1回 vol.2 希望の橋 ~カンボジア~
森祐理福音歌手 ハレルヤ! 今月の国は2010年2月に訪れたカンボジアです。寒い日本から飛行機で5時間。シェムリアップ空港に降り立つと、ムッとするような熱い空気に包まれました。カンボジアといえば世界遺産のアンコールワッ […]
時代を見る目 196 子どもホスピス [1]
「シスター・フランシス」
鍋谷まこと淀川キリスト教病院 小児科部長 「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」(マタイによる福音書25章40節/新共同訳)私どもの病院は毎朝、病院内のチャペルで […]