時代を見る目 199 信仰の落とし穴 [1]
「クリスチャンの最初のつまづき」
東後勝明早稲田大学名誉教授 あるとき家内と、知人についてこんな会話の一コマがあった。私「あの人、いろいろ言われているけど、とてもいい人だったよ」家内「そう、それはよかったわね」私「うん、本当に素晴らしい人だった。クリスチ […]
誌上ミニ講座「地域の高齢者と共に生きる」 第8回 役割の喪失と獲得
井上貴詞東京基督教大学助教 学生時代、私はある病院の高齢者デイケアでボランティアをしていました。当時(一九八〇年代半ば)は、福祉のしくみも未整備でデイケアの専任病院スタッフは二名だけ。主力人員はボランティアでした。そして […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第6回 人生を語る
永原郁子マナ助産院院長 現代の育児の特徴わが国の一九五〇年代から一九七〇年代にかけての高度経済成長は、私たちの生活様式や価値観を大きく変えました。人口は都市に集中し、核家族が増え、地域とのつながりが薄れ、一人の人の幸せ […]
21世紀の教会のために 最終回 教会の変革:神学と歴史そして教会への敬意をもって
藤原淳賀聖学院大学総合研究所教授 日本バプテスト連盟恵約宣教伝道所牧師 ハイカラな教会からレトロな教会へ明治以降、教会は日本で最もハイカラで国際的でかつ先進的なところであった。宣教師が西洋の新しい文化をもたらしていたか […]
98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第4回 「お願い、助けてください!」
アマリア・ネクラエシュ日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員 最近、東京で仕事があり、お台場にあるとてもすてきなホテルに泊まりました。真っ暗になってからチェックインしたので、次の朝を楽しみにしていました。東京でいちば […]
ココロの出会い ~世界を旅して 第4回 vol.4 シナイ登山 ~イスラエル~
森祐理福音歌手 4月はイースターの季節。復活の主を覚えつつ、イスラエルの旅を振り返ります。7度の聖地旅行の中で、印象深い場所が「園の墓」。イエスさまのお墓かどうか定かでないそうですが、緑があふれ、小鳥も一緒に賛美してく […]
時代を見る目 198 子どもホスピス [3]
「小さな願い」
鍋谷まこと淀川キリスト教病院 小児科部長 2009年にシスター・フランシスが来日してから、いくつもの子どもホスピス設立の動きが日本各地で見られるようになりました。鎌倉、奈良、大阪、北海道、九州とその動きは着実に広 […]
誌上ミニ講座「地域の高齢者と共に生きる」 第7回 時空を共に、時空を超えて
井上貴詞東京基督教大学助教 「地域の高齢者と共に生きる」高齢者と共に生きるということは、何かができる、できないという以前に、「今、ここで」の出会いに感謝し、時間と空間を共有するところから始まります。今、共に生きているから […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第5回 人工妊娠中絶と性感染症
永原郁子マナ助産院院長 セックスと妊娠精子と卵子が出会った受精卵は、細胞の数を増やしながら一週間で子宮に着床します。その後どんどん体が形作られて、四週間もすれば心臓の拍動が超音波で見えるようになります。「月経が来ないな […]
21世紀の教会のために 第5回 300年先を考えた教会形成を
藤原淳賀聖学院大学総合研究所教授 日本バプテスト連盟恵約宣教伝道所牧師 残念なことだが、日本の家は長くもたない。せいぜい三十年程度しかもたないものが一般的である。新しいもの好きのアメリカでさえ、家は直して長く住む。建て […]
98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第3回 お台場の自由の女神
アマリア・ネクラエシュ日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員 最近、東京で仕事があり、お台場にあるとてもすてきなホテルに泊まりました。真っ暗になってからチェックインしたので、次の朝を楽しみにしていました。東京でいちば […]
ココロの出会い ~世界を旅して 第3回 vol.3 羊飼い犬 ~ニュージーランド~
森祐理福音歌手 さぁ今月は、ニュージーランドの旅です。ここは、人口より羊のほうが多いという島。自然に溢れ、空も海も輝いて本当に美しく、日本からの留学生も多いそうで、「こんな所に住めるなんて、羨ましいなぁ」と思いました。 […]
時代を見る目 197 子どもホスピス [2]
「この子らを世の光に」「この子らと光の中を」
鍋谷まこと淀川キリスト教病院 小児科部長 日本における子どもホスピス――。どのような言葉がそれを最もよく表すのか考えたときに、まず「この子らを世の光に」という言葉が頭に浮かびました。この言葉は障害児福祉の中では有 […]