「二人」を生きる関係 第5回 両親からの自立
近藤由美 人が、物心ついてから成人するまでになすべき大切なことの一つは、「父と母を敬う」(出エジプト二〇・一二)ことであり、「主にあって両親に従う」(エペソ六・一)ことです。 神を信じる信仰に導かれたとしても、両親を敬 […]
ファインダーから見た情景 10 遠いところ
秋山雄一フォトグラファー 幼少のころ初めて母の手を離れ一人で外出し友達と遊び始めたとき、一つの約束をしました。 「線路の向こう側には行かないようにしよう」。 友達が住んでいたわけではないので約束を破ることもありませんで […]
時代を見る目 168 現代の子どもたち (3)
大人は、子どもの教科書です
西村希望単立・みどり野キリスト教会 ユースパスター あるテレビ番組で、未成年の犯罪者の名前を公表すべきかすべきでないかをテーマに討論している番組がありました。その中で、未成年の犯罪は、その本人に問題と責任があり、親には […]
ウツと上手につき合うには 第9回 律法主義からの解放
斎藤登志子 あなたの行動の原則は何でしょうか。「~しなければならない」という義務感でしょうか。それとも「~したい」という自分の心の底からの願望でしょうか。 私が始めて精神科を受診したとき、「うつ病」と診断を下した医師にこ […]
文学ジャンル別聖書の読み方ガイド 第7回 旧約物語文の解釈 (上)
関野祐二聖契神学校校長 ファニー・クロスビー作詞の聖歌四四四番「われにきかしめよ」に、「主の物語」ということばが出てきますが、この「物語」(story)が架空の話に聞こえて歌いづらいとのコメントを聞いたことがあります。 […]
「二人」を生きる関係 第4回 一人の限界
近藤由美 社会人一年生の人が、職場で、慣れない仕事をうまくこなせず、「私なんて……」と自分の不甲斐なさを嘆いたとしても、それはあまり同情の余地はないでしょう。むしろ自分の不得手な分野を知ることが一年目の重要な務めの一つ […]
続 四十路へのずっこけ恋愛道 教訓七 Jesus に全部でいこう!
松本望美北朝鮮宣教会所属 「自分の力ない頑張り」や「はかない計画」よりは、ドドーンとJesus に全部でいこう! 学生時代、仲良しの友人はよくこう言っていた。 「私の夢は昔からお嫁さんになることなの。できれば二十五歳ぐら […]
ファインダーから見た情景 9 日本を見つける旅
秋山雄一フォトグラファー 小学生のときに沖縄に行き、高校の修学旅行では鹿児島から縦断で長崎をまわって福岡を観てまわり、大学生では国道2号線を自転車で山陽の観光地を走り抜けました。 これらの旅でとても大切な場所を訪れたの […]
時代を見る目 167 現代の子どもたち (2)
次世代への伝道と育成が重要課題
西村希望単立・みどり野キリスト教会 ユースパスター クリスチャン新聞に掲載された「日本の教会学校は今」の中で、一二・五パーセントの教会がCS(教会学校)を休止しているという記事がありました。休止の理由は、「地域とのつな […]
続 四十路へのずっこけ恋愛道 教訓六 神の恵みと同窓会を意識しよう!
松本望美北朝鮮宣教会所属 老け込まないために神の恵みのほかにも、次の同窓会を意識しておこう! 小泉今日子のCMが面白い。 同窓会を前に、一人妄想にふけるキョンキョン。妄想の中ではクラスメートの男性たちに取り囲まれてウキウ […]
ウツと上手につき合うには 第8回 自己理解と自己洞察を
斎藤登志子 以前通っていたクリニックの医者は「自己理解と自己洞察を深めなさい」と、いつも口癖のように言っていました。ですから、いつの間にか患者の私も、自己理解と自己洞察を深めることが癖になりました。 これまでこの欄で、ウ […]
文学ジャンル別聖書の読み方ガイド 第6回 書簡の解釈 (下)
関野祐二聖契神学校校長 ● 拡大解釈と適用の問題 ある聖書箇所を、それが書かれた一世紀の状況と全く異質な、現代の文脈に適用させることは許されるのか。たとえば「不信者と、つり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません」(Ⅱ […]
「二人」を生きる関係 第3回 自己受容と成熟
近藤由美 私たちは、とかく人を外見や表に現れる行為から判断する一方で、交わる時には、見栄をはり外見を飾ろうとします。しかし聖書はいつも私たちに、表には現れてこない目に見えない部分に目を向けるようにと促しているように思い […]