時代を見る目 124 国旗・国歌をめぐって(3) 抵抗こそ使命
岡田 明都立高校勤務日本福音キリスト教会連合 主都福音キリスト教会会員 服務上の責任を問う、という一文に皆が驚愕しました。一昨年秋に東京都教育委員会が出した国旗・国歌に関する通達には、起立・斉唱しなかった教員への処分が […]
自殺の苦しみに福音は届くのか 地道な実践を通して
平山正実北千住旭クリニック院長 精神科医 一、自殺の時代的背景 日本において自殺で亡くなる人の数は、一九九八年から六年連続、毎年三万人の大台にのったままで、いっこうに減る気配がありません。ひとりの人が自殺でなくなると、家 […]
自殺の苦しみに福音は届くのか パンを水の上に投げよ
藤藪庸一白浜バプテスト基督教会牧師 「もう死にたい」との電話の声に、毎回、私はなんと声をかけたらいいのかと悩む。「今どこにいるんですか?」「これから会ってもらえませんか?」早く電話の向こう側にいる方のそばに行きたいと思 […]
自殺の苦しみに福音は届くのか 関連書籍さわり読み──
『あなたを、ひとりで逝かせたくなかった』(仮題)
―愛する人を自死で喪った悲嘆が癒されるまで
アルバート・Y・ヒュー著
その知らせを受けたのは、木曜日の朝のことだった。 私は勤めに出かけるしたくをしながら、楽しみにしている週末のことを考えていた。妻のエレンとともにミネソタの友人の結婚式に参列したあと、同じミネソタの実家に寄るつもりだった […]
自殺の苦しみに福音は届くのか もう1歩「苦しみ」に寄り添うために/Book Guide
あなたを、一人で逝かせたくなかった(仮題)―愛する人を自死で喪った悲嘆が癒されるまでアルバート・Y・ヒュー著佐藤知津子訳平凡な日常に突然もたらされた訃報――残された者にとって、それはあまりにもむごい「仕打ち」だった。この […]
ブック・レビュー 『祈る人びと』
藤原導夫日本バプテスト教会連合 市川北教会牧師 神学者、牧会者、説教者である著者の熱誠あふれた説教集 著者は川崎市にある高津教会の牧師であり、ウェスレイ研究者としても知られ、多くの分野で幅広くその神学活動を展開しておられ […]
ブック・レビュー 『こだぬきさんちのはるむかえ』
東喜代雄狭山ひかり幼稚園園長 春を迎えるこだぬきさんちのなんともいえない温かさ 「こだぬきさんち」は父母と未婚のおじさんと三匹の子だぬきの一家六人、遠くに村を見下ろす山の斜面に住んでいます。この本はこの家族の「冬ごもり」 […]
ブック・レビュー 『闇に輝くともしびを継いで』
宣教師となった元日本軍捕虜の76年
大沼 孝キリスト者学生会総主事 平和をつくる者の姿に心が燃やされる 良質の伝記を読むことは、私たちキリスト者の信仰を養うために、とても有益です。スティーブン・メティカフ師のこの自伝を読むとき、私たちは「闇に輝くともしび」 […]
ブック・レビュー 『キリストは神か偽善者か?』
中村光弘日本キャンパス・クルセード・フォー・クライスト スタッフ 簡潔明瞭な論調でイエスの存在を確信させてくれる一冊 著者は長年、キャンパス・クルセード・フォー・クライストの巡回伝道者として世界数十か国の学生、青少年に人 […]
イエスさまに出会った少年の物語 第3話 逃げ出した群衆
橘由喜 〈前号までのあらすじ・ひとりの老人が六十年前の出来事を語り出した。当時九歳だった老人のイエスのために作った二匹の魚と五つのパンの弁当が、イエスを追いかけてきた五千人以上の群衆の前でイエスの手のひらから溢れだした〉 […]
信徒のための注解書を使った聖書の読み方入門 最終回 聖書の読解作業の実例(2)
水谷恵信札幌キリスト教会召団 牧師 私が「マルコによる福音書」六章三四節から四四節までより学んだことを人に伝達するとしたら、次の手順で作業を進めます。 主題を決める 一読した後、翻訳を比較し、注解書を学んで、神の恵みは […]
弱く、遠く、小さき群れより 第14回 愛するということ
向谷地生良北海道医療大学 看護福祉学部助教授浦河日赤病院 ソーシャルワーカー 《 内容については2006年4月に出版される書籍『「べてるの家」から吹く風』をご覧ください 》
踊るクリスチャン 第3回 信仰って何?
清水好子単立・入間聖書バプテスト教会牧師夫人 キリスト教主義の保育園に勤めて二年目、私は他のスタッフと二人で三歳児三十一人を見ていた。三歳児クラス始まって以来の大人数と、まったくバラバラな子どもたち。新人の私は毎日くた […]