恵み・支えの双方向性 第23回反省と謝罪
淀川キリスト教病院理事長 柏木哲夫 「反省だけならサルでもできる」というキャッチコピーがあります。これは猿回しの曲芸師である村崎太郎氏と、そのサルである次郎君の持ち芸の中に「反省のポーズ」があり、それが流行語となったのに […]
たましいの事件記者フィリップヤンシ― その探究の軌跡(4)『この驚くべき恵み』
フィリップ・ヤンシーには数多くの著作がありますが、『この驚くべき恵み』は紛れもない代表作、この本を読まずしてヤンシーは語れないという一冊です。執筆のきっかけは、著者が友人から聞いた、ある売春婦の吐き捨てるように発した言葉 […]
編集者より
春は出会い、そして別れの季節。新しい環境に身を置くことは、ときに勇気ある決断が必要です。本当にそれが正しい判断かは、信仰者でも後にならないとわからない時もあるでしょう。 「神のなさることは、すべて時にかなって美しい」 こ […]
ただ、そばに居続ける─「隣る人」となって 生まれて初めて味わう家族の愛
柏木道子大阪キリスト教短期大学 元学長 近年、新聞で児童虐待の記事が頻繁に報道され、心がひどくかきむしられる思いを感じていた。それらが氷山の一角であること、しかも虐待をするのは実の母親および関係のある父親がほとんどである […]
死といのちを見つめて 死と向き合って今を生きる
死は、日本では忌み嫌われてきました。日常「死」を話題にすることは、はばかられるのが常でした。しかし、そんな中でも、しばらく前から「デスエデュケーション」という言葉が知られるようになってきました。生と死について学び、尊厳あ […]
ブック・レビュー キリスト教の本来性を探究する
工藤信夫平安女学院大学 名誉教授 福音派と呼ばれる人々に対する警鐘の書である。今日アメリカ社会では福音派の評判・信頼は下降の一途をたどっている。一九九六年の調査によれば八五%がキリスト教を好意的に見ていたのが、二〇〇九年 […]
貫き通す!
―高山右近、その信仰と生涯 漫画家・青山むぎさんインタビュー!
◆なぜ、「高山右近」を題材に漫画を描こうと決心されたのでしょうか。 子どもたちの心が神様に向くようなもの、信仰の手本となるようなものを描けたらと考えていたときに右近を知りました。教会の二十周年記念会で、中村敏先生が日本キ […]
ブック・レビュー 聖書時代から近代までが繋がる
「聖地歴史図鑑」
菊池 実東京基督教大学 准教授 ピーター・ウォーカー博士による『聖地の物語』(原題The Story of Holy Land)の邦訳がなった。本書は聖書の舞台となった地の歴史を、副題「目で見る聖書の歴史」とあるとおりビ […]
みことばに「聴く」―牧師室の霊想から
礼拝のために大切な説教を備えてくださる牧師の日々のディボーション、聖書の読み方をのぞき見! みことばを魂の深みで聴く
堀 肇日本伝道福音教団 鶴瀬恵みキリスト教会 牧師 聖書は学問的な研究対象にもなりえますが、キリスト者にとって最も大切なことは聖書を信仰の成長・霊性の涵養のために読むということです。幸い今はさまざまな霊想書やデボーション […]
なぜ今、バックストンなのか なぜバックストン師か
藤村和義日本基督教団 渋谷教会牧師 今年は、B・F・バックストンという英国人が来日して、百二十五年になる。彼は、準貴族の家に生まれ、ハロー校、ケンブリッジ大学をトップクラスの成績で卒業し、テニス、クリケットは代表選手だ […]
What’s New マイケル・W・スミス 初来日レポート
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター マイケル・W・スミスは、過去にグラミー賞を3回、ドーブ賞(クリスチャン音楽のグラミー賞)を何度も受賞、エイミー・グランドと作った名曲「あなたの御言葉は(Thy Word)」( […]
ミニ特集 hi-b.a.センターde座談会!
クリスチャン高校生の恋愛事情
七月末、hi-b.a.センターに高校生や卒業生が集まり、「男女交際」についての学びをしました。結婚前の肉体関係がもたらす体と心、また将来への影響などを聞いたあと、グループごとにわかれてディスカッション。さて、最近の高校 […]
世界の宗教を学ぶ意義 「世界宗教ガイドブック 監訳者から一言」
大和昌平氏日本基督教大学教授 グーグルやインテルが社員の能力向上のために取り入れている「マインドフルネス」は、タイ・スリランカ・ミャンマー等に伝わる上座部仏教における瞑想法の応用です。古代インド仏教の最も古いメディテーシ […]