時代を見る目 117 中高生に語る(2) 「語りのスタイル」を変える
田代 泰成日本同盟基督教団 横須賀中央教会 協力教師横浜女学院 聖書科教師 「ただ信じれば救われる」という命題は、私が教える中高生たちには比較的よく伝わっています。しかし、次のように理解しています。「神の存在を認めるな […]
世界一弱いお父さんからのメッセージ 1
世界一弱いお父さんからのメッセージ筋萎縮性側索硬化症、余命5年と告知された西村隆さんは、日に日に筋力が失われていく。今夏出版された「子どもたちへのメッセージ」である『神様がくれた弱さとほほえみ』では、多くのものを奪った病 […]
世界一弱いお父さんからのメッセージ 順風満帆な日々
順風満帆な日々 小学四年生の時、腎炎で一年と数か月間入院し、それがきっかけでキリスト教と出会ったという西村さん。欧米文化とその中にあるキリスト教へ漠然とした憧れをもち、教会に通うようになったのは、中学一年の時だった。やが […]
世界一弱いお父さんからのメッセージ 突然にやってきた病気
突然にやってきた病気 ところが一九九七年の夏ごろから、西村さんは自分の身体に微妙な変化が起きていることに気が付く。指先に力が入らず、缶ジュースが開けられない。つまずいたわけでもないのに階段から転げ落ちる。いくつもの病院を […]
世界一弱いお父さんからのメッセージ 止揚くんの成長とともに
止揚くんの成長とともに 西村さんの発病から二年後、雅代さんは四人目の子どもを妊娠。やがて生まれてきた三男は、ダウン症だった。西村さんは「止揚(しよう)」という名前を付けた。「矛盾を乗り越えて、さらに高い次元に進む」という […]
世界一弱いお父さんからのメッセージ 「自然体」の強さ
「自然体」の強さ 西村家の子どもたちは、よく家に友達を連れて帰ってくるという。 「子どもの友達が家に遊びに来ます。玄関を入るとすぐにリビングがあり、私がいます。初めての友達は少しビックリした顔をします。 昼に父親が働 […]
世界一弱いお父さんからのメッセージ 人生の目的
人生の目的 昨夏、西村さん一家は、日本テレビ系列の「二十四時間テレビ・愛は地球を救う」に出演した。そこで西村さんは、「本を書きたい」という夢を語った。子どもたちへのメッセージとして。 その本『神様がくれた弱さとほほえみ […]
世界一弱いお父さんからのメッセージ 子どもたちへのメッセージ
子どもたちへのメッセージ佳奈 光 コギト そして止揚君たちはどんな夢があるのかな。僕にも夢があったお金、ちから、つよさ 夢はかなわなかった。でもひとつだけかなった夢が、お母さんとの結婚。これが新しい夢の始まりなんだ。君た […]
弱く、遠く、小さき群れより 第7回 終わらない旅
向谷地生良北海道医療大学 看護福祉学部助教授浦河日赤病院 ソーシャルワーカー 《 内容については2006年4月に出版される書籍『「べてるの家」から吹く風』をご覧ください 》
「原理主義」と「福音主義」 第3回 エバンジェリカルをめぐって─アメリカ教会と日本教会(前編)
宇田 進東京基督教大学名誉教授 元ウェストミンスター神学校客員教授 前回はマスコミによる“ブッシュたたき”と、その支持基盤とされているキリスト教ファンダメンタリズム(原理主義)、および福音派批判の状況を垣間見た。今回は […]
「原理主義」と「福音主義」 第3回 エバンジェリカルをめぐって─アメリカ教会と日本教会(後編)
宇田 進東京基督教大学名誉教授 元ウェストミンスター神学校客員教授 * 一方、日本の教会事情はどうなのだろうか? 詳細な分析・調査は今後の課題であるが、ファンダメンタリズム系や福音派系の諸教会の由来とその歴史的展開につい […]
ブック・レビュー 『ヨブ記講録』
中山 弘正明治学院大学教授 論争の中にさえ「福音」が隠されていることが解明される 神の前の義人ヨブ、今日ならば主イエスの信徒。それがなぜ、厳しい不運、試練に出会わねばならないのか。悪人にこそ因果応報のはずではないか。義人 […]