時代を見る目 126 アイデンティティを失った男たち(2) 交わり
大嶋重徳キリスト者学生会 北陸地区主事 男性の交わりには、三つの存在が必要だと思う。一つはパウロのような先輩クリスチャン。全存在、全生活をかけて、本気で御言葉に生きていくことを見せてくれる信仰のモデルだ。そのような先輩 […]
愛に挑戦する作家 チョ・チャンイン 前半
父親の犠牲的な愛を描いた『カシコギ』(サンマーク出版、邦訳2002年)は韓国で二百万部という前代未聞の大ヒットなった。 その著者、チョ・チャンインの最新作『スンウ 12歳の明日』が五月にフォレストブックスから出版される […]
愛に挑戦する作家 チョ・チャンイン 後半
弱いけれども強い 『スンウ 12歳の明日』のテーマは、「人が人を変えることができるのか」であるとチョ・チャンインは明かす。 十二歳の主人公のスンウ少年は、「丘の町」に住む。「丘の町」とは、立ち退きを要求されているバラック […]
愛に挑戦する作家 チョ・チャンイン チョ・チャンイン氏の著作
チョ・チャンイン 1959年~尊敬する作家に村上春樹をあげ、その技法や感覚を好む。また浅田次郎の独特な世界観と人々の関心を引きつける説得力に学んでいるなど、日本の作家にも強い関心を持つ。スンウ12歳の明日金至子(キム・チ […]
ブック・レビュー 『生きかたを変える聖書のことば60』
赤江弘之日本同盟基督教団 西大寺キリスト教会牧師 みことばだけ、だからこそ御霊に期待して祈る 私たちの教会では、ずいぶん前から礼拝の新来会者にキリスト教入門書をプレゼントしています。せっかくの来会者に対して、福音を伝える […]
ブック・レビュー 『ローマ人への手紙 翻訳と説教』
関野祐二聖契神学校校長 多くは語らないが、聖書を深く掘り下げる 私訳と略注と説教の三部により構成された本書は、「マタイによる福音書」に続く二作目として、説教準備・グループ聖研・ディボーションに益するよう、著者の釈義ノート […]
ブック・レビュー 『教会とは何か?』
淵上行道日本福音キリスト教会連合 丸亀聖書教会牧師 宣教協力をしていく上での重要な基盤となる かれこれ七、八年前のこと。地方教会に仕える一牧師として教会形成のあり方と方向性について自問自答し悪戦苦闘するなかで、畏友である […]
イエスさまに出会った少年の物語 第5話 回心したスカルの町
橘由喜 〈前号までのあらすじ・ある老人が少年時代、イエスを追いかけてたどり着いたサマリヤで、人びとに嫌われているひとりの女に出会った。〉 「その男は、そう、イエス様は、あたしのこれまでのすさんだ生活を言い当てたのさ。驚い […]
弱く、遠く、小さき群れより 第16回 人間アレルギー
向谷地生良北海道医療大学 看護福祉学部助教授浦河日赤病院 ソーシャルワーカー 《 内容については2006年4月に出版される書籍『「べてるの家」から吹く風』をご覧ください 》
踊るクリスチャン 第5回 心に空いた穴
清水好子単立・入間聖書バプテスト教会牧師夫人 おじいちゃんがまだ元気だった時から、おばあちゃんの痴呆は始まっていた。家族のみんながおばあちゃんのことを心配していたから、まさかおじいちゃんのほうが病気だったなんて、気がつ […]
さわり読み 注目の新刊
『スンウ 12歳の明日』
さわりよみ! PART2
『スンウ 12歳の明日』スンウ、12歳。余命3か月の妹のため、転がり込んできたやくざの男とともに母を捜す旅に出る。貧困、孤独、差別……。どん底の不幸にあっても、人を信じ、愛し続ける少年の、切なくも心あたたまる感動の物語。 […]
さわり読み 話題の書籍
『闇に輝くともしびを継いで』
激動の時代を生き抜いてかつての敵国、日本へ愛と福音を伝えた一宣教師の感動の手記感動の声続々!今、読者の感動の輪が広がっています。闇に輝くともしびを継いで宣教師となった元日本軍捕虜の76年スティーブン・メティカフ著四六判 […]
CD Review ◆ CD評 『AIR』
金本悟日本福音同盟 青年委員会担当理事練馬神の教会牧師 共に生かされて良かった 「ジェニグレ」の「AIR」を聴いた。ひとつのメッセージを聞き取った。それは、現代という機械音の満ちている世界に対して、体当たりをして「生かさ […]