時代を見る目 207 震災からのチャレンジ [3] 神の国を照らす光
吉田 隆日本キリスト改革派 仙台教会牧師仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク代表 震災から間もない新聞の三面記事に“もう海はいらない”という見出しがあった。海辺で生まれ、海に育てられ、海とともに生きてきた人々が「もう、 […]
クリスマスに届けたい素敵な本とメッセージ ■うたと祈りをつづった詩画集
沢知恵歌手 うたうことは生きること生きることはうたうこと神さま私はうたわずにはいられません。今日もこうして生きている喜びを。まぶしい太陽、そよぐ風、川のせせらぎ、虫の羽音……。すべてのいのちがあなたをほめたたえています。 […]
クリスマスに届けたい素敵な本とメッセージ ■感動の実話 ―十年ぶりに再版
佐藤敬日本福音自由教会協議会 藤沢福音自由教会員 これは、本当に小さな本です。が、アメリカの月刊誌「ガイドポスト」へ投稿されたそれぞれの実話には、神様の奇しい御計らいによって与えられた「信仰」と「希望」と「愛」が満ち満ち […]
クリスマスに届けたい素敵な本とメッセージ ■贈り物を思いめぐらすひととき
西脇博史恵泉書房 スタッフ 『クリスマスの祈り』ブライアン・モーガン著 1,260 円 B6変型判 52頁 クリスマスに友人に何か贈りたいなぁ。そんなとき、目にとまったのがこの絵本でした。セピア調の温かい絵が、心を穏やか […]
ブック・レビュー 熱河宣教は〝国策”なのか―?宣教の原点を問う意欲作
中村敏新潟聖書学院院長 本書は、戦前「熱河省」と呼ばれた、中国東北部地域でなされた日本の教会による宣教について、三人の研究者がまとめた論文集である。一読して感じたことは、熱河宣教についての内外の資料を可能な限り掘り起こし […]
ブック・レビュー 時代思潮に流されない「実を結ぶ人生」八十年の歩み
金本悟練馬神の教会牧師 「『実を結ぶ人生』とは?」と問われたら、私はどう答えるだろうか。石井忠雄氏の手による本書を読み終わったとき、私は自分の育った時代思潮を振り返っていた。日本の歴史を思い、教会のあり方を考えていた。私 […]
ブック・レビュー これからの教会と牧師像へ希望ある提言として
小林和夫東京聖書学院名誉院長 このたび、鍋谷師の『創世記を味わうⅡ』が出版されましたことを、心よりお慶び申し上げます。著者の年齢を思わせない健筆に驚いています。創世記を〝味わう”―いくつかあると思われる味わい方のなかで、 […]
ブック・レビュー 壮大なファンタジー小説で聖書を伝える機会へ
サムエル歌手 『スタート・アゲイン』を読み終えた後の素直な感想は「おもしろい!」の一言だ。本全体を通して力強いメッセージを伝えつつも、同時に娯楽的要素も兼ね備えた作品である。このような作品が、今までの日本の福音派にあった […]
CD Review ◆ CD評 子どもたちにみことばを伝えよう
戸坂純子ゴスペル、ジャズシンガー 素晴らしいCDが誕生しました! 子どもたちが歌でみことばを覚えられるように作られた作品です。みことばを覚えると〝マイティシープ”に変身できる子羊ヒップというキャラクターが、みことばを武 […]
ミルトスの木かげで 第4回 『下流志向』を読んで
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 しばらく前にな […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第14回 妻子ある男性との交際
永原郁子マナ助産院院長 最近、同級生だった男性と連絡を取り合うようになりました。私も彼も結婚していて、子どももいるのですが、彼は関係を求めてきました。拒否していたら(もちろん、不倫みたいになるからそれは悪いと思って)今度 […]
キリスト教良書を読む 第2回 No.2『生の冒険』
工藤信夫医学博士 ポール・トゥルニエ著久米 あつみ訳日本キリスト教団出版局 「トゥルニエを読む」という学び会で、最も多くの参加者が励ましを受けたと語るのは『生の冒険』(一九九六年、ヨルダン社)である。おそらく、その理由は […]
98%クリスチャンの国から1%クリスチャンの国に来て 第12回 子どものころのクリスマス
アマリア・ネクラエシュ日本ルーテル教団新潟のぞみルーテル教会員 空気がどんどん冷たくなって、冬の香りがしています。それと一緒に、遠い過去の想い出の香りもします。今日は、クリスマスについてお話しします。冬が来ると、憂うつに […]