時代を見る目 209 3・11――あの日の記憶、そして今 [2]
伊藤 公一宮城県 大和町立鶴巣小学校長 私は2008年に、校長職としては2校目となる仙台市立中野小学校に赴任しました。これが、神様の第一のご計画でした。この中野小学校は、蒲生海岸と七北田川が合流する河口近くに面した位置に […]
神のしもべたち
今年も始まる、限定復刊企画! ■強制収容所の中で、天国を見出した女性
岸本 みくに惠泉マリア訪問看護ステーション コーリー・テン・ブーム(一八九二年―一九八三年)は、オランダで父親とともに時計屋を営む時計師でした。テン・ブーム一家は祖父母の代からユダヤ人を自宅に招き、食事をともにし、その救 […]
神のしもべたち
今年も始まる、限定復刊企画! ■人々と語り合う″哲学カフェ”の教師
稲垣久和東京基督教大学教授 フランシス・シェーファー(一九一二―八四年)は、一九七〇~八〇年代の日本で、学生や市民層に人気のあった福音弁証家である。米国人宣教師としてスイスに渡った彼は、ラブリ・フェローシップという小さな […]
神のしもべたち
今年も始まる、限定復刊企画! ■聖書的、霊的、実践的、心理描写にすぐれる
甲斐慎一郎東京フリー・メソジスト昭島教会牧師 F・B・マイアー(一八四七―一九二九年)の著書は、私の愛読書の一つです。これまで私は説教集を十冊出版しましたが、そのうち六冊で、マイアーの著書六冊から四十九箇所も引用していま […]
ブック・レビュー 八十年代の青春時代を思い起こしつつ
久米 小百合アーティスト 一気に読んで、驚いたことがいくつかありました。まず、森住さんは久米と同世代だったんだ、ということ。柔らかくみずみずしいイラストを幾度か拝見していて、きっと自分よりお若いのではないかと思っていたの […]
ブック・レビュー 「使徒信条」のもつ豊かな恵みをゆっくりと味わう
大頭 眞一日本イエス・キリスト教団 明野キリスト教会牧師 礼拝ごとに、会衆が声を合わせて告白する「使徒信条」。教会に初めて行ったとき、その光景に驚いた人もいたかもしれません。また、文言をもうすっかり覚えてしまった人も、な […]
ブック・レビュー 愛と信仰のタスキの継承
水野 雄二神戸YMCA 総主事 著者・小嶋星子さんの本拠地である篠山市は、兵庫県中東部の豊かな自然に恵まれた山間にあります。御殿がたたずむ篠山城址と、「デカンショ節」で知られる古い歴史と文化に彩られ、「黒豆」に代表される […]
ブック・レビュー 日本の教会とキリスト者に進むべき方向性、希望と勇気を
髙木 寛福音伝道教団 大間々キリスト教会牧師 本書において、著者は自らの人生を一九四五年八月十五日の敗戦を境に明解に二つ区分し、あらためて自分自身と日本の教会の戦争責任を問いかけます。そこに見えてくるものは、戦前の日本の […]
CD Review ◆ CD評 魂をわしづかみにされて
東後 勝明早稲田大学名誉教授元東京YMCAインタナショナルスクール校長 私が榎本保郎牧師の著書『新約聖書一日一章』の虜になったのは、洗礼を受ける直前だった。それまでも「ちいろば牧師」の愛称で存じ上げてはいたが、受洗とい […]
What’s New 岩渕まこと デビュー35周年記念コンサート
仙台、大阪、東京 3都市ツアー開催!! 皆でお祝い、応援しよう!
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター 岩渕まことさんの歌を初めて聴いたのは、1970年代後半に行われた「出会いのコンサート」だった。ロック界で有名だった小坂忠さんがクリスチャンになったということだけでも衝撃的だっ […]
ミルトスの木かげで 第6回 デイブ・ドラベッキー
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 先日教会に、デ […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第16回 挙式前の婚姻と同棲
永原郁子マナ助産院院長 私が信仰に導いた友人のことです(といいましても、彼は結局別の教会に行ってしまったのですが)。バプテスマを受けてまだ日の浅かった友人は、未信者の女性と結婚することにしました。彼女の提案だと思いますが […]
キリスト教良書を読む 第4回 No.4『イエスの御名で』
工藤信夫医学博士 三つの誘惑 いつの時代でも“中年の危機”というのは、人生の分水嶺である。価値観の転換が起こるからである。人はこの危機を経て、より本質的・本来的な人間のあり方、生き方に気づいていく。信仰の世界においても、 […]