時代を見る目 211 3・11――あの日の記憶、そして今 [4] 故郷
千葉 寛子歯科医師日本キリスト教団 大船渡教会員 今ほど「ふるさと」の歌がしみじみと心に響いたことはありませんでした。日本中、そして世界の国々からの支援・絆に感謝の気持ちでいっぱいです。故郷は根こそぎ奪われてしまいました […]
今、子どもたちに伝えたいこと
「いのち語り隊」からのメッセージ ◆「いのち語り隊」からのメッセージ
一月末、神戸市立井吹西小学校で行われた「いのちの教室」を取材した。小学六年生の生徒たちが集まった体育館では、永原さんが受精から赤ちゃんが産まれるまでをパワーポイントを使いながら説明。映像を解説しながら丁寧に進められる授業 […]
今、子どもたちに伝えたいこと
「いのち語り隊」からのメッセージ ◆いのちのもと、男女の身体
助産師である永原さんは、赤ちゃんが産まれたときの体重は平均三キロ、身長は五十センチであり、生後すぐの赤ちゃんでも見えており、聞こえており、お腹の中の記憶もあると説明。「いのちのスタートは、とがらせた鉛筆で“点”と書いたぐ […]
今、子どもたちに伝えたいこと
「いのち語り隊」からのメッセージ ◆愛を大きく育てること
「赤ちゃんができる前に、しっかりとした大人になってほしい」と願う永原さんは、「本当に人を愛することができる人に成長してほしい」と、生徒たちに三つのことを呼びかける。一つ目は、「〝自分のことのようにほかの人を大切にすること […]
ブック・レビュー 名画観賞と説教と
下川友也日本同盟基督教団 日高キリスト教会牧師 名画の前に立ちつくす―、そんな心境にさせていただいたことがある。東京基督教大学の初代校医、渡邉金隆さんは、学生たちへの医療講演で自宅画廊の名画を毎回紹介しては、心のケアを話 […]
ブック・レビュー 良き生とは何か―。人生を問うすべての人へ
平山正実精神科医、聖学院大学大学院教授 「死への思索が生への賢さを与える」と、ある神学者が言った。また、「死の刻印が生への勇気を与える」と言った人もいる。著者は精神科医として、またホスピス医として、二千五百人の患者を看取 […]
ブック・レビュー 他者の犠牲の上に成り立つ力を
キリスト者としてどうとらえるか
鈴木伶子日本YWCA理事長 原発問題の講師として人気のある内藤新吾牧師の本が、家で読めることはうれしいことです。著者は、近い将来、確実に起こるといわれる東海地震震源域の真上に立つ浜岡原子力発電所の地元で牧会をしてこられま […]
CD Review ◆ CD評 そよ風吹く ―約束の地
サムエルシンガーソングライター ミギワさんの三年ぶりのオリジナルアルバムがついに完成した。ソロアルバムとしては四枚目となる作品。今回は、アコースティックギターをベースにした完全書き下ろしのオリジナルアルバムということで […]
What’s New 「フラ・グレイスフェスタ in 関西」
レポート賛美フラに笑顔、笑顔 !!!
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター 2月4日、大阪のエル・おおさか大ホールは、「フラ・グレイスフェスタ in 関西」のフィナーレを迎えていた。舞台上や客席の通路では、参加した10グループのフラのメンバーが「Go […]
ミルトスの木かげで 第8回 心の願い
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 次女が、高校の […]
キリスト教良書を読む 第6回 No.6『若い牧師・リーダーのための14章』
工藤信夫医学博士 ◆もし……という発想多くの失策と後悔に見舞われる人生の現実にあって“もし、もう一度やり直すことができれば……”という発想は斬新であり、魅力的なものである。死を目前にした人、結婚生活に破綻をきたした人、子 […]
八ヶ岳のふもとから 第4回 春のお花見弁当
松村登世 庭に植えたミツマタの木が、今年もみごとに花をつけたがそろそろ終わり、今は隣りのダンコウバイの花が香っている。この木の下にいると優雅な気分になるから不思議だ。この2本の木を植えたのは、香りに惚れたからと言ってもい […]
教会の記録を残そう
『教会アーカイブズ入門』のススメ 第4回 記憶の記録化・オーラルヒストリーのススメ
杉浦秀典賀川豊彦記念松沢資料館 学芸員 野方ウェスレアンメソヂスト教会牧師 「主は私に答えて言われた。幻を板の上に書いて確認せよ。これを読む者が急使として走るために」(ハバクク書2・2) ◆賀川豊彦の「活動記録」 私が学 […]