時代を見る目 217 3・11――あの日の記憶、そして今 [10]
石黒涼子ミッション東北 福島聖書教会 震災時、私は福島市の自宅で生後3か月の娘を抱いて「神様、助けて」と叫んでいました。間もなく主人や牧師に助けられ、続く余震、ライフライン停止と、尋常じゃない出来事の中、教会で避難生活を […]
日本人が信じる神、宗教観とは ■信じる対象を知ろうとしない日本人
水草修治 日本同盟基督教団 小海キリスト教会牧師 無神論教育 「死んでしまえば土に返るだけ。神なんていないよ」 高校生のころ、私はそう思うようになっていました。キリスト教主義の幼稚園に通ったものの、卒園後は教会から離れま […]
日本人が信じる神、宗教観とは ■キリスト教を知るきっかけに
橘 恵介単立 シオンの群教会員、聖契神学校学生 『マンガ 神なんていないと言う前に』を読み、まず印象に残ったのはマンガという形を使ってはいるが、無神論と有神論という少し哲学的なトピックから始まるという点だった。クリスチャ […]
翻訳にあたって ■翻訳にあたって
藤本 匠日本バプテスト連盟 茗荷谷キリスト教会員、韓国在住翻訳者 このマンガの原作となる本を初めて手にしたのは、大学時代、韓国に留学した時でした。正直、周りからの勧めとその薄さに魅力を感じて買っただけでした。ただ「キリス […]
ブック・レビュー 手のひらサイズのコンパクトな聖書絵本
三谷和司神木イエス・キリスト教会牧師 この本は、旧約聖書、新約聖書の代表的な出来事が、全四十話、コンパクトにまとめられた絵本です。一つひとつのお話が、絵と文の見開き一ページで完結しており、文はひらがなを中心に書かれていま […]
ブック・レビュー フィリップ・ヤンシー来日講演集 痛むとき、神はどこにいるのか
中島恭子保守バプテスト同盟 ふるさとキリスト教会浪岡チャペル牧師 息子が三歳のころ、海外の大きなトンネル事故がニュースで流れました。「ママ、あの人たちは神様を信じていなかったから、あんなことになったの?」そう聞かれ、私は […]
ブック・レビュー 苦難の中で、それを負い、
神に従う預言者たちの姿に学ぶ
塚田直樹福音伝道教団 前橋キリスト教会芳賀チャペル牧師 高橋秀典牧師の旧約聖書解説シリーズ五冊目として出版された本書を拝読させていただいた感想は、書名の『今、ここに生きる預言書』とあるように、現代に生きる私たちに神のみこ […]
What’s New 信仰に支えられて貫かれた「サムライ女性」の心意気
熊田和子フリー編集者、ライター 「なでしこ=あきらめない女性」という式がすっかり定着しました。このDVDでも、明治を代表する三人の気骨あるクリスチャン女性が描かれています。一人目は、二〇一三年のNHK大河ドラマのヒロイン […]
ミルトスの木かげで 第14回 あなたこそ私の神です
中村佐知米国シカゴ在住。心理学博士。翻訳家。単立パークビュー教会員。訳書に『ヤベツの祈り』(いのちのことば社)『境界線』(地引網出版)『ゲノムと聖書』(NTT出版)『心の刷新を求めて』(あめんどう)ほか。 三週間ほど前、 […]
子どもたちに今! 伝えたい
「性といのち」の大切さ… 第24回 赤ちゃんとの出会い方
産院の選び方
永原郁子マナ助産院院長 四月に自宅で第三子を出産しました。上の子どもたちは病院で出産をしましたが、神様の不思議な導きにより、今回は助産師さん二人に付き添われての素晴らしいお産になりました。健康管理は壮絶でしたが、出産時や […]
キリスト教良書を読む 第12回 No.12 最終回
工藤信夫医学博士 『牧会者の神学』E・H・ピーターソン著越川弘英 訳日本基督教団出版局 『深夜の教会』フィリップ・ヤンシー著御立文子 訳あめんどう 一枚のレポート 先日、もう十年来、定期的にもっているキリスト教良書を読む […]
八ヶ岳のふもとから 第10回 野菜が主役、秋のグラッセ
松村登世 八ケ岳南麓の10月は、朝夕の冷え込みとともに、家の周りの落葉樹がいっせいに赤や黄色に色づきはじめる。そして、わが家の畑の秋野菜も、早く食べて!というように実を結ぶ。大きなかぼちゃ、真っ赤な京にんじん、ブロッコリ […]
一粒のたねから 第4回 「わからなければならない」のだろうか?
坂岡隆司社会福祉士。精神保健福祉士。インマヌエル京都伏見教会員。 四年前の夏の終わり、突然、次男の高校から電話がありました。「○○君が、ここ三日ほど登校していませんが?」のんきな話で、私は次男がまだ夏休み中だと思っていま […]