時代を見る目 239 考え直そう、日本 [2] 世界をリードする日本の洋上風力技術
牛山 泉足利工業大学 理事長兼学長 私は大学院でエネルギー変換工学を専攻したが、1973年の石油危機を契機に、燃料を大量に使うガスタービンから、神の息である風を利用するウィンドタービンを中心とする自然エネルギーの研究を行 […]
戦争を知らないあなたへ ◆日本と京城、二つの故郷
三好蔓亀日本アライアンス呉教会教会員 終戦一年前の一九四四年、私は結婚を機に満州へ行くことになりました。主人となる人は、学生時代に信仰をもったクリスチャンでした。嫁ぎ先が遠い満州ということでしぶっていた父でしたが、信仰を […]
戦争を知らないあなたへ ◆自分たちが殺されるだけではない
鈴木伶子キリスト者平和ネット代表 一九四五(昭和二〇)年三月一〇日、東京の本郷中央教会の牧師館に住んでいた私の家では、下の妹が生まれて三日目。私は、分身のように可愛がっていた園子ちゃんという人形を「赤ちゃん」に貸して寝ま […]
戦争を知らないあなたへ ◆「戦争の日々」と「非戦の志の日々」
渡辺信夫日本キリスト教会 教師 私の長い生涯を短くまとめてみますと、「戦争の日々」と「非戦の志の日々」、この相反する生き方をしていた二つの時期に区分されるように思います。後者は聖書の言葉を引いて「平和ならしむる者であろう […]
戦争を知らないあなたへ ◆ルソンの山々を逃げ回って
太田結子日本基督教団 野幌教会教会員 一九四四年十二月初め、ルソン島の日本人婦女子は、貨物船の底に、缶詰の鰯のようにつめこまれました。でも、マニラ湾内で爆撃をうけて沈みました。私は十四歳でした。マニラ日本人教会の牧師だっ […]
ブック・レビュー この世における自立とは……
国分友里恵歌手 人はさまざまな環境に生まれ、それぞれ二つとない人生を歩んでいきます。この世に「生」を受けることはとても神秘的です。素晴らしい出来事と、多くの苦しみもまたその神秘の中に組み込まれています。レーナ・マリアは比 […]
ブック・レビュー 「あの日」を境として
藤原淳賀聖学院大学教授 東日本大震災は多くのことを開示して見せた。千年に一度の大地震は、人災と相まって、普段の生活では隠されていたものを我々に見せた。多くの偽物といくらかの本物が混ざり合いながら見えてきた。地の基が激しく […]
ブック・レビュー 二人の牧師による
実践の報告の記録
鈴木 真福音伝道教団 戸塚めぐみキリスト教会 本書は、東京基督教大学の国際宣教センター主催の東日本大震災に関わる公開セミナーで講演された一連の講演(FCCシリーズ)のブックレットの一つである。二〇一一年に起きた東日本大震 […]
ブック・レビュー 「伝道」と「奉仕」に携わるすべての人へ
友納靖史日本バプテスト連盟・常盤台バプテスト教会主任牧師 「なぜ私だけが生き残ったのか」「神がいるのならどうして?」……。二万人を超える人々が一度に命を失うという空前絶後の苦難に遭い、残された痛みを負い、今を生きる人々の […]
CD Review ◆ CD評 福音の力強さと偉大さ
……そして聖霊の感動
松浦嘉信福岡ジョイ・ホープチャペル牧師 ジーザス・ストーリー。私とこの素晴らしい企画との出会いは二〇一三年九月、東京で行われた宣教イベント「Celebration Of Love」においてであった。このイベントは、聖書朗 […]
What’s New 北海道・希望のフェスティバルと
東京「Celebration Of Love」コンサート報告
礒川道夫ライフ・クリエイション ディレクター 5月に札幌で行われた「北海道・希望のフェスティバル」にて、フランクリン・グラハムが「イエス・キリストを信じる人は前に」と呼びかけると、駆けるように前に進んでくる方がおられ、 […]
福祉と福音
―弱さの福祉哲学 最終回 デクノボーになりたい
木原活信同志社大学社会学部教授 「雨にも負けず」で有名な、宮沢賢治のあの詩の結びの言葉をご存知であろうか。それは、「日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き みんなに『デクノボー』と呼ばれ 褒められもせず 苦にもされ […]
わが家の小さな食卓から
愛し合う二人のための結婚講座
第8回 夫婦げんかに名前をつける
大嶋裕香 1973年東京生まれ。宣教団体でキリスト教雑誌の編集、校正を手がける。99年にキリスト者学生会(KGK)主事の夫と結婚後、浦和、神戸、金沢と転々としながら年間100~200名近い学生、卒業生を自宅に迎える。KG […]