時代を見る眼294 心の平安 [3]「もう一人の自分」が示す愛
精神科医 堀江通旦 私たちの心をかき乱す原因は日常生活のあらゆるところに潜んでいます。それらにすぐに対処できるように、私たちの心と体には生まれつきアラームシステムが備わっています。大抵の場合は原因がコントロールできればア […]
特集 子育てを助ける本 「怒らない」子育てではなく、「上手に怒る」子育て
編集ライター 結城絵美子 子育ての中で、“子どものこころ”を豊かに成長させるために、大切なことを考える。 『上手に怒る人になる―子育てが楽になるアンガーマネジメント』 小渕朝子 著 B6判 定価1,200円+税 今から十 […]
特集 子育てを助ける本 人を通して育まれるもの
等々力教会付属 善隣幼稚園 園長 井上直子 「これ よんで」一冊の絵本を抱えてやってくる子どもは、たいていわたしの膝の上を狙っています。わたしたちは一緒に本を開き、わたしの声によって絵が動き出し語り始めます。 子どもは読 […]
書評Books 自分の中に燃えている「良心の声」に従って あなたを諦めない―自殺救済の現場から
ミッション・エイド・クリスチャン・フェロシップ(MACF) 牧師 関根一夫 『あなたを諦めない―自殺救済の現場から』 藤藪庸一 著 四六判 1,400 円+税 フォレストブックス 著者である藤藪庸一牧師は神学生のころ、当 […]
書評Books 怒りの問題で悩む人に寄り添ってくれる本 『上手に怒る人になる―子育てが楽になるアンガーマネジメント』
怒りの問題で悩む人に寄り添ってくれる本 キリスト教書翻訳者・霊的同伴者 中村佐知 『上手に怒る人になる―子育てが楽になるアンガーマネジメント』小渕朝子 著 B6判 1,200円+税 フォレストブックス 夫(妻)のことも子 […]
書評Books 教会も離婚の問題を直視し、それに対応することが求められる 離婚から立ち直る―心の傷と痛みからの解放
教会も離婚の問題を直視し、それに対応することが求められる 日本同盟基督教団 蛍池聖書教会 牧師 森田悦弘 『離婚から立ち直る―心の傷と痛みからの解放』 エリック・カステンスキールド 著 立山千里/高辻美恵 訳 四六判 […]
本ソムリエが惚れた1冊 『主よ、みこころを教えてください』
『主よ、みこころを教えてください』 ある英国の説教者 著 湖浜馨訳 B6判 200頁 1,900円+税 あえて、本名を名のらず、ある英国の説教者として出版されていることにも、大きな感動とそこから謙遜を学ばせていただきます […]
リレー連載牧師たちの信仰ノート第八回 「危機なくして成長なし」②
太田和功一(おおたわ・こういち) KGK主事・総主事、IFES副総主事・東アジア地区主事を経て、現在クリスチャンライフ成長研究会総主事。 大学を卒業してすぐキリスト者学生会(KGK)主事として働き始めました。大学紛争の激 […]
私はこう読んだ―『聖書 新改訳2017』を手にして 思いきった表現と大胆な試み
第14回評者 船橋 誠 一九六五年大阪市生まれ。日本メノナイトブレザレン教団石橋キリスト教会主任牧師、福音聖書神学校講師。 私の所属教団では、『聖書 新改訳2017』(以後、新改訳2017と表記)の出版が近くなった前年の […]
『歎異抄』と福音 第二十回 パスカルと親鸞と三木清
大和昌平 東京基督教大学教授 ロングセラー『人生論ノート』の著者で親鸞に傾倒した哲学者三木清(一八九七~一九四五)に目を向けてみたい。兵庫県の真宗の家に生まれた三木は高校時代に西田幾多郎(一八七〇~一九四五)の『善の研究 […]
野の草を見つめながら 第3回 まばゆい光が照らすとき
フォトグラファー 市川五月 雨や雪、また寒さが続くと家に閉じこもったり、なんだか憂鬱になったりするものです。心が天気に左右されてしまうほど、人間とは弱い生き物です。私は、雨や雪が降ったりした後に、ふと顔を出した太陽を目に […]