298 時代を見る眼 教会の役割り [1] がん患者との交流から
キングス・ガーデン埼玉理事 児島康夫 私の所属する教会は、埼玉県内の人口35万人ほどの市内にあり、創立50年近くになる。 10年ほど前までは礼拝出席人数が40名前後で、良くいえば安定、悪くいえば停滞していた。 伝道に無関 […]
特集 日常に言葉の彩りを“日めくりの世界”
短い言葉を、挿絵や写真とともに一日ひとつずつ味わえる「日めくり」。忙しくて本を読む時間や、活字を読む気力がない人たちに励ましや癒やしを与えるものとして重宝されつつある、この新たなジャンルの魅力に迫る。 聖学院大学教授/臨 […]
かつての「異邦人」からキリストにある「新しい人」へ
ニューソングチャーチ 牧師 デイビッド風間 『ふたりの異邦人久保田早紀*久米小百合自伝』 久米小百合 著 四六判 1,800円+税 フォレストブックス 三年ほど前、東北被災地の気仙沼市で、「異邦人」をテーマとしたNHKの […]
クリスチャンとの結婚を願うすべての人々に!
ニューホープチャペル(彦根福音教会)牧師 下沢賢司 『聖なる婚活へようこそ』 水谷 潔 著 B6判 1,200円+税 いのちのことば社 本書には、信仰者との結婚を願う青年男女が押さえるべき大切な聖書的結婚の三つのポイント […]
この日本で、歴史の中で、歴史を超えて生きるために
飯能キリスト聖園教会 牧師 若井和生 『十字架と桜キリスト教と日本の接点に生きる』 丸山忠孝 著 四六判 2,300円+税 いのちのことば社 「平成」から「令和」へ。元号の変わり目にこの本を読み、非常に深い味わいがありま […]
六人の牧師による「天皇代替わり」への問題提起
国際基督教大学平和研究所 顧問 稲 正樹 『キリスト者から見る〈天皇の代替わり〉』 「教会と政治」フォーラム 編 本書は、三十年前の「天皇代替わり」に比べて静かすぎるキリスト教界に対する問題提起の書である。 第一章(山口 […]
本ソムリエが惚れた1冊
書店員に聞いてみました 今月のソムリエ 恵泉書房 関 達夫さん 『聖書を読んだサムライたち〔増補改訂版〕』 守部喜雅 著 四六判 208頁 1,300円+税 1999年6月「ちば聖書展」が開催されました。殉教したキリシタ […]
リレー連載 牧師たちの信仰ノート
中台孝雄(なかだい・たかお) 日本長老教会・希望キリスト教会牧師。 hi-b.a.(高校生聖書伝道協会)代表役員。 第十一回 「主の導きの軌跡」② 四十代の頃、一度だけ、中学二〜三年の時の同窓会がありました。 こうした同 […]
けっこうフツーです―筋ジスのボクが見た景色 第4回 私の教会との関わり①
黒田良孝 (くろだ・よしたか) 1974年福井県生まれ。千葉県在住。幼少の頃に筋ジストロフィー症の診断を受ける。国際基督教大学卒。障害当事者として、大学などで講演活動や執筆活動を行っている。千葉市で開催され […]
『歎異抄』と福音 最終回 主上臣下、法に背き怨みを結ぶ
主イエスの目撃者ヨハネは「イエスが行われたこと……の一つ一つを書き記すなら、世界もその書かれた書物を収められない」(ヨハネ21・25)との感慨をもって、筆をおいた。親鸞の聴聞者唯円は『歎異抄』をこう結ぶ。 ◇「古親鸞のお […]
野の草を見つめながら 第7回 クローバーからのメッセージ
フォトグラファー 市川五月 暑い夏がやってくると、アスファルトに咲いている細くて繊細な野の草たちはどうなってしまうのだろう? 枯れて、なくなってしまうのだろうか? そんなことを思いながら撮影に出かけました。 あまり人が通 […]