私たちには福音を伝える足があり、福音の種を蒔くことができる
伝道部門担当 西村正和
昨年2022年2月の当教会の総会で伝道部門の執事として奉仕する機会が与えられました。
そして総会 でオイコスプロジェクトへ参加し地域にトラクトを配布することが決められ、
この働きに専任で担当させてい ただくことになりました。
今まで伝道したくても、どうしたら伝道することができるのか、神様の事、イエスキリスト
の救いをうまく伝えるにはどうすればよいだろうかと考えていても積極的に行動できず、
不自由さを感 じていました。
コロナ禍もあってこの時期、伝道は難しいのではないかとマイナス要素しか浮かんで
きませんでしたが、オイコスプロジェクトを通して、イエス様がされてきたことを振り返る
機会が与えられました。
ルカによる福音書8章1節
その後、イエスは町や村を巡って神の国を説き、福音を宣べ伝えられた。十二人もお供した。
イエス様の働きは、町や村を巡って福音を宣べ伝えることでした。この神様の働きに自分も
参加できる機会を逃してはいけないと思いました。
マルコの福音書16章15節
それから、イエスは彼らに言われた。「全世界に出て行き、すべての作られた者に福音を
宣べ伝えなさ い。」
伝道部門担当の私が、この奉仕を強制することがあってはいけないと考えていました。
神のみ言葉に従う のは強迫観念からでなく、イエスキリストを通して現わされた神の愛に
たいする応答であるべきです。
私が まず神様に愛されていること、必要なことはすべて与えられる信仰に基づいて行動すべき
ことは私個人のチャレンジでした。しかし教会を愛する兄弟姉妹のうちに神があらわれてくださり、
自分の意思で奉仕に参加し、5000枚のトラクトを配ることができたことは感謝でした。
私は教会がおかれた地域を考えさせられました、旧街道にそった町にお寺が立っていました。
江戸時代からあった檀家制度を通してお寺はこの地域につよく根ざしていたことが想像されました。
また地図では旧江戸川に沿って町が並んでいました。その近くを歩くと堤防を壁にして家が建って
いるのに気が付きました。徒歩で旧江戸川を眺めることは少ないのですが、姉妹から常夜灯公園が
あることを教えてもらい、旧江戸川を眺めて散歩ができることを知りました。
今回5000枚を半年間を通して配ることで、私たちには福音を伝える足があること、福音の種を
トラクト配布を通して蒔くことができるのだと考えさせられました。この福音の種が地域の人々の
こころに蒔かれています。私たちはイエス様とともにこの地域を歩くことで、この土地を愛し、
耕し豊かに神様が現れてくださって神様を褒めたたえるのだと思うのです。
私たちが使わされている地域である市川、浦安地区で引き続きオイコスプロジェクトの働きに
参加し、伝道奉仕に励んでいきたいと思います。