主の支えを感じ、神をほめたたえ感謝の祈りをささげました。

けいはんなキリスト教会(バプテスト教会連合)
 (京都府相楽郡)



                       牧師 荒川 善久




 私たちの教会の ある地区は、京都、 大阪、奈良の県境 に位置し「京阪奈」
という漢字名が使 われています。隣 町は奈良県で、大 阪からの地下鉄の
終着駅が最寄駅で、大阪、京都に勤める方々のベッドタ ウンです。  
以前は、西大寺(奈良市)と生駒市で、それぞれ建物 を借りていましたが、
10 年前に一つの教会となり、現在 の場所に会堂を建て、宣教を進めてきました。  
この数年はコロナのためにクリスマスや各集会も縮小 し、閉塞感を感じていました。
しかし、一昨年より宣教活 動を再開し、新たにオリジナルの教会新聞を発行したり、
少しずつトラクトを配布したりしてきました。
 そこへ昨年、オイコス計画へのお誘いが届きました。春 先に礼拝内で賛美ゲスト
を迎える予定もあり、教会員と共 に祈って、この働きへの導きを確認しました。
私自身、「種まき」を改めて読み直しました。そして、この働きを通して行われて
いる主の恵みに参加することを伝道部主導のもとに話し合い、申し込むことを決定
しました。
 私たちの教会員も少しずつ高齢化しています。献堂当初は、頻繁にちらしを戸別
配布していました。ですが、ここ 数年は枚数を減らし、地域を絞っていたので
配布地域を決めるのは大きなチャレンジでした。
「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、ご自分の収穫のために
働き手を送ってくださるように祈りなさい」(ルカ 10:2)

という主イエスのことばを思い起こしました。
 配布前に出発式を行い、祈って配布を開始しました。 配布期間中は皆で祈り、
高齢の教会員には無理をせず自分のペースで奉仕していただきました。新しい地域
の地理 には明るくありませんでしたが、声を掛け合い、額に汗し、喜びに満たされ、
神様のご用に用いられていることを実感しました。配布地域はたいへん広かったの
ですが、配り始めれば、一緒に音楽集会の案内を配ったこともあって意識が高まり、
思った以上に早く終えることができました。 背後に主の支えを感じ、礼拝で神を
ほめたたえ、感謝の祈りをささげました。

 今回は期せずして音楽集会の時期と重なったため、その案内も挟み込み、相乗効果が
ありました。音楽集会には、外部から来会者も多く集い感謝な時となりました。
今後も覚えてお誘いしたいと願っています。平日の集会にも、少しずつ新しい方が
集っておられます。今回まかれた種が、お一人一人に芽生える時が来るよう、お祈り
し続けます