オイコス計画に参加して得られた多くのもの
文責:阿江美知代
・2022年11月にEHC主催のオイコス計画についていのちのことば社から教会宛てに声が
かかった時に直ぐに受け入れるか否かは非常に迷うところでした。
コロナ禍の影響でオンライン礼拝を導入したところ礼拝出席者も以前と比べて減っていたこと、
また昼食がなくなり午後に残る方が減ったことが理由です。
しかし、他教会の証詞を読んだこと、またEHCのすべての地域に福音を!というモットーに
共感しまずは5000部から始めてみることにしました。
「自分達の教会の地域にトラクトを配布する。」この簡単そうなことが意外にも多くの
作業が必要であることがよくわかりました。
まずはトラクトに自分達の教会の住所やアドレスをラベルシールにして貼ること。
12月にはクリスマス 2月には特別伝道礼拝の案内も同封すること、みなさんが配りやすい
ように50部ずつに仕分けること。
配布する地域の地図を作成し小分けにした地図を準備すること等伝道担当の役員と連携を
とりながら準備していきました。
しかし神様は素晴らしい方でこうした準備にも多くの良いものを与えてくださいました。
まずはシール貼りなど簡単な作業には教会学校の子ども達も沢山参加してくれました。
最初は教えながらでしたが慣れてくるとトラクトとラベルシールが置いてあるとどんどん
貼ってくれるようになりました。
また準備の際にも多くの教会員に声をかけてもっている余力の時間を捧げてくれるよう
お願いし手伝ってもらいました。昼食がなくなりまじわりが減っていたなかでこうした
共同作業は言葉を交わす良い時間にもなりました。
配布も教会員が毎回参加して下さり手分けして配布していきました。
しかし残念ながら廃屋になった家や人が住んでいるかわからないような団地、またとても
寂しい雰囲気を醸し出している家もありました。
そうした一つ一つの家の背景を思うと福音が必要な人に届いて欲しいという思いをもって
配っていきました。
トラクトを見て教会に来て下さった方もおられました。
最後になりますがEHCが新しく企画されたクリアファイルのトラクトもとても高級感が
あり実用的なものだと思いました。こうした創意工夫を凝らしながらトラクト一枚一枚が
福音を必要としている人に届くこと-小さな働きがやがては実を結ぶと同時に多くの人の
祈りと働きがあってこそオイコス計画は達成されるのだと改めて思わされました。