種まきの喜び
宇治バプテスト教会 (京都府宇治市)
小出稔子
私たちの教会は1976年に枚方バプテスト教会によって宇治での開拓が始められ、3年後に
主人と遣わされてきました。
トラクト配布は教会行事のたびに何度もしてきましたが、ここ数年はお休み状態でした。
この度オイコス計画に加えていただき感謝です。
家庭集会や教会案内をはさんで、今迄お尋ねしたこともなかった古い村の入り組んだ道を
通って、一軒一軒配布しました。
トラクトの準備に思いの他時間がかかってしまった点は、反省しています。一軒一軒足を
運んでトラクトを届けることは、ほんとうに丁寧な種まきだなと改めて実感しました。
実は私自身も高校生の時、牧師夫妻が校門の前で配ってくださった「明日への希望」という
トラクトをいただきました。それをきっかけに教会に行ってイエスさまを信じた友人が、
数年後私を誘ってくださったので、浄土宗の家に育った私もイエスさまに出会うことが
できました。
イエスさまは「わたしはあなたがたを遣わしてあなたがたがそのために労苦しなかったものを
刈りとらせた。ほかの人が労苦し、あなたがたは彼らの労苦の実にあずかっているのである。」
(ヨハネ4:38)
と言われました。
私たちの種まきが次の方々の刈りとりにつながることを思うと嬉しいです。種まきの喜びに
“やみつき”になった兄妹とともにコツコツ続けてゆきたく思っております。