ハイデルベルク信仰問答を読む キリストのものとされて生きる
朝岡勝
生きるにも死ぬにも、ただひとつの慰めとは何か――
1563年に生まれた「ハイデルベルク信仰問答」。もっとも美しくキリスト教信仰を書き表した書物の一つと言われ、時代を超えて今なお親しまれているこの信仰問答から、人間の悲惨さ・救い・感謝、そして、私たちの「ただひとつの慰め」を考える。
[「ハイデルベルク信仰問答」とは]
南西ドイツにある街、ハイデルベルクを首都とするプファルツ選帝侯国で1563年に作られた信仰問答。宗教改革が進められる中で、さまざまな信仰の立場についての神学論争の激化、それに伴う混乱が起きていた当時、人々の信仰的な教育、とりわけ次世代の子どもたち、青年たちの教育を目的に、神学者、教職者たちによって生み出された。
発行日: | 2017年11月25日 |
ページ数: | 400頁 |
判型: | B6判 |
発行: | いのちのことば社 |
ISBN: | 978-4-264-03874 |
商品番号: | 2330 |
定価: | 2,090円(税込) |