二十歳の娘に下った突然の末期がん宣告。日を追うごとに苛烈になる闘病生活の中で、著者は信仰者として神と向き合い、濃密な対話を交わす。何事もないことを願うのではなく、何があっても神と共に生きることを願う母娘の信仰と希望が浮き彫りになる魂の回想録。