恵子・ホームズ／編著

世界中が知っていて日本人だけが知らない、日本軍の行為の数々…。
「ドイツ人は自分たちの非を認めて謝罪し、賠償したのに、なぜ日本人は隠し通そうとするのか。あるいはなかったことにしたがるのか。なぜ謝らないのか」──その中で謝罪と和解の働きに立ち上がった女性の物語

憎しみからは憎しみしか生まれません。
過去の過ちを謝罪し、赦し合い、和解をして初めて、“心の平安”を得ることができるのです。
「私たちの犯した罪を赦してください」一人の日本人クリスチャンの熱い思いが、第二次世界大戦中に日本軍の捕虜だった英国の人たちの憎しみを癒し、劇的な和解へとつながった。──この謝罪と和解の働きは、多くの人々の支援を受けて世界へと広がっている。熱い涙と深い喜びに満ちた、その“愛の奇跡”の記録。
著者インタビュー
＜推薦のことば＞「過ちを素直に認め、すまなかったと謝るときに、新しい平和の基礎が築かれるのではないでしょうか。その素朴な真理をこの本は読む人に教えてくださることと信じます」「難民を助ける会」会長　相馬雪香
恵子・ホームズ
Keiko Holmes三重県紀和町出身。
元戦争捕虜の人たちを中心に、
日英の和解を進める団体「アガペ」を主宰。
1998年には、エリザベス女王から
「大英第四級勲功章」を授与され、
翌年には、日本政府より
「外務大臣賞」を授与される。エリザベス女王(左)と恵子・ホームズ(右)

発行日：	2003年09月24日
ページ数：	358
判型：	四六判 中製
発行：	いのちのことば社・フォレストブックス
ISBN：	978-4-264-02142-1
商品番号：	12760
定価：	1,760円（税込）

出版社倉庫在庫切れ