いちばんうれしいおくりもの
マックス・ルケード
絵:
訳:松波史子
出版社倉庫在庫切れ
絵:
訳:松波史子
子どもにも大人にも、かみさまとともにある喜びを訴える絵本です
木彫りの小人たちは、彫刻家エリに誰よりも喜ばれるために、贈りものや催しの準備に余念がない。さて、エリが喜んだ最高の贈りものとは……。
クリスマスにぴったりのストーリー
ベストセラー「たいせつなきみ」シリーズの第5作。
原題は“The Most Marvelous Gift”
登場人物はおなじみ彫刻家エリと木彫りの小人パンチネロ。『つくり主の日』に何か特別なことをしたいと言うパンチネロにエリはパンチネロがそばにいてくれるだけでうれしいと語る。パンチネロは今までも自分がそのままでたいせつな存在だということをさんざん気付いていただはずだったが、自分も何かしようと外へ飛び出した!
人間、ついつい自分の存在を主張しようとはりきる傾向があるもの。この絵本の小人たちしかり。とびきりでっかくておいしいケーキもセンスのよいゴージャスなお花も、迫力のオーケストラマシンもそれだけにこだわってしまうなら相手を喜ばせることはできません。せっかくつくった素敵な贈り物は途中でダメになってしまったけれど最後にみんなが気が付いたのは、ただつくり主を喜ぶことそれだけで良いということ。
何となくルカの福音書の「マルタとマリヤ」のエピソードを彷彿とさせられました。チョコレートのCMでも「やめちゃえば」というメッセージ゛がありますよね。大切なのはがんばりではなく、方向が神さまに向いているかどうかでしょう。
マルティネスの絵もやさしい気持ちにさせられます。絵本の中で、主人公パンチネロがマーベル博士に「マヌケネロくん」「ハチミツナメロくん」「どろどろのジェリーくん」などの言葉で呼ばれているのもユーモアを感じます。
- 【読者の声】イエスさまが私たちの罪のあがないのために十字架にかかってくださったことを感謝しています。子にとっても親にとってもいちばんうれしいおくりものと感じています。 (34歳・主婦)
発行日: | 2004年10月26日 |
ページ数: | |
判型: | 228×254ミリ |
発行: | いのちのことば社・フォレストブックス |
ISBN: | 978-4-264-02310-4 |
商品番号: | 23250 |
定価: | 1,760円(税込) |
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