こだぬきさんちのはるむかえ
クォン・ジョンセン/文
絵:
訳:仲村修
絵:
訳:仲村修
いま、韓国の絵本が面白い!
感動のベストセラー『こいぬのうんち』(平凡社)の作者として知られる韓国のクリスチャン童話作家、クォン・ジョンセンの絵本。
冬ごもり中のたぬきの一家。冬眠からさめてしまったこだぬきの兄妹たちは春を待ちきれず巣穴の外に出るのですが……。「時を待つこと」をテーマに韓国のクリスチャン童話作家がみずみずしい感性で語るストーリー。
何気ないたぬきの一家の描写を通してじんわりと家族愛を感じることが出来ます。ぜひ家族で読んでいただき、色々な感想を出し合っていただきたい本です。
≪クォン・ジョンセン≫
1937年東京生まれ。貧しい暮らしのなか、小川未明やオスカー・ワイルドなどの童話と出会う。10歳で韓国に帰国。朝鮮戦争や貧困、病を経験しながら、自分で童話を書き始める。1969年、『こいぬのうんち』で第1回キリスト教児童文学賞を受賞。小さくて見すごされそうなものを、やさしく見つめるその作品からは、「どんな命もみな神の前に同じく大切にされるべきもの」というメッセージが伝わってくる。
発行日: | 2004年12月17日 |
ページ数: | |
判型: | A4変 |
発行: | いのちのことば社・フォレストブックス |
ISBN: | 978-4-264-02328-9 |
商品番号: | 23290 |
定価: | 1,650円(税込) |