涙のち晴れ2 心あたたまるストーリー集
日常にふりそそぐ神のほほえみ――あの『涙のち晴れ』の待望の続編です。
月刊「百万人の福音」に好評連載「ほのぼのストーリー」から厳選「アッシジのフランチェスコの祈り」他4編も収録
「人間の孤独や挫折の中にも、不思議に慰めや励ましがあるものだ、という何か手ごたえのようなものを感じたからではないでしょうか。(数々のショートストーリーに)共通しているのは、生きることはつらいけど、やっぱりすばらしいこともあるんだ、という共感です。このささやかなエピソード集が、小さな花束となって届きますように……」(前書きより)
心がかわいた時、疲れた時、ほっとしたい時、方向を見失いそうになった時、正しいことがわからなくなった時、心に栄養をあげたい時、大きな仕事をやり遂げた時、神さまのことを考えた時、心にゆとりや余裕がほしくなった時、ことばでうまく表現できなかった時、小さなミスが続いた時、人のことばに傷ついた時、人をことばで傷つけた時、気持ちが伝わらなかった時、気持ちを受け止められなかった時、なんだかかったるい時、むなしい時、取り巻く環境のスピードの早さに気づいた時、気持ちを切り替えたい時、風邪を引いた時、小さな旅に出る時、電車の移動が長い時、神さまのことを考えたい時、だれかのやさしさが嬉しかった時。短い時間で読める宝物のような小さなお話がいっぱい詰まっています。心に潤い、あげてください。そしてこの本をすすめたくなる人が、きっとあなたの周りにいるはずです。
「人生は、ケーキがいつもまあるく、こんがりきれいに焼けるように、いつもうまくいく日ばかりではない……」(「母さんと作ったケーキ」より)
「そう、その昔、あの田舎町には確かに天使が住んでいました。彼らはみんな、町はずれの食堂でいつもコーヒーを飲んでいたのです。」(「天使の住んでいた町」より)
【目 次】
poem 平和を求める祈り
新聞売りの少年
母さんと作ったケーキ
僕も連れてってよ
贈りもの
海を渡ってきた少女
poem 答えられた祈り
どんな時にも、何か残っている
なに、この雑草!
天使の住んでいた町
父と歩く
poem 偉大ではなかった生涯
部屋には灯りがともり
サラエボのチェリスト
おじいさんの後ろ姿
身ひとつで
息子の落書き
poem 聖 夜
発行日: | 2005年07月05日 |
ページ数: | 96 |
判型: | B6判 |
発行: | いのちのことば社・マナブックス |
ISBN: | 978-4-264-02350-0 |
商品番号: | 43224 |
定価: | 550円(税込) |
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