わたしたちの憲法 前文から第103条まで

西川重則

キリスト者として憲法のことをもっと知ろう

現行憲法は、今の状況に合わないので、改正すべきであるとの議論がなされているが、その全文をどれだけの人が読んでいるだろうか。この憲法がどういう経緯で成立したかを確かめ、前文から第103条に至るまでの全条項を平易に解説する。本文の上部に憲法そのものも並記。本書の5ポイント128ページで、憲法前文から補則まで全体をコンパクトに扱っている。時事ニュースや判例を用いて興味深い解説。法学部出身者も納得。日本国憲法成立関連年表が付いている。手っ取り早く憲法を知りたい方に。

憲法って、だれのもの?だれがつくったのか、どんな考えなのか、そしていったいだれの「ため」なのか……。「前文」から第103条まで、判例や時事ニュースをからめながらていねいに解説した画期的な一冊。憲法を読めば、その国の特徴がわかると言われます。日本国憲法を読めば、日本の国の特徴がわかります。敗戦の結果、私たち「国民」の名によって日本国憲法が成立した意味はたいへん大きいのです。(「前文」の項より)著者 西川重則 氏
クリスチャン・ジャーナリスト☆☆☆10月12日の西川先生のセミナーに出席して…☆☆☆
西川先生には今回初めてお会いしましたが、想像以上にエネルギッシュに活動されているんだなーと改めて感心。長年、靖国神社や憲法の問題に関わっておられる先生のお話には引き込まれるものがありました。クリスチャンとして社会とどう関わるか?難しいテーマですが、普段そういうことにうとい自分にも考えるきっかけを与えてくれるセミナーでした。出席できなかった皆さんもぜひご一読を!(出版事業部 A姉談)

発行日:2005年10月13日
ページ数:128
判型:A5判
発行:いのちのことば社
ISBN:978-4-264-02391-3
商品番号:29470
定価:1,100円(税込)

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