きみへのとくべつなおくりもの

マックス・ルケード
絵:
訳:松波史子

多くの方々に励ましを与え続ける『たいせつなきみ』シリーズの第6巻。

ある日、木彫りのウィミックたちのもとに不思議な贈り物が届いた。それは一人ひとり違い、各々にぴったりの贈り物だった。一体、誰がなぜ?贈り主の意図を知ったウィミックたちは、その贈り物を使うことで自分らしさを取り戻していく。

内容
木ぼりの小人ウイミックたちのもとに、ある朝、不思議なおくりものがとどけられた。大工仕事が大好きなパンチネロには金づち、絵をかくのが好きなルシアには絵筆、パン屋のハンスさんには料理用のスプーン…。それぞれぴったりのおくりものに、みんな大喜び。「でも、いったいだれが、何のために?」そんな時、ウイミック村を旅人の一家が通りかかる。つかれきって立ち往生している旅人を助けるためにいっしょうけんめいのウイミックたちは、今朝とどけられたおくりもののことなど、すっかりわすれてしまっていた…。

おなじみ『たいせつなきみ』シリーズの最新刊!ちょっとドジで失敗も多い……。そんなどこにでもいそうな等身大の私たちの姿を映し出す主人公を中心とする、共感大のおはなし。いくら失敗をしても受け入れてもらえる、というのもこの作品の大きなテーマ。毎回毎回、主人公は何かしらやらかしてしまうのですが、それに決して懲りずに彼を受け入れ続ける主人の姿が何ともあったかな気持ちにさせてくれるのです。親と子のコミュニケーション不足が嘆かれ、またかつてない事件も多々起こる昨今、お子さんに対してはもちろん、大人が忘れかけている大切なものが何かも思い起こさせてくれることでしょう。まだご覧になったことのない方は、ぜひシリーズの第1巻『たいせつなきみ』から味わってくださいね。

マックス・ルケードアメリカの人気作家。とくに、ストーリーをもちいて深い真理を語ることにおいて群を抜く巧みさをもっている。テキサス州サンアントニオにあるオークヒルズ・チャーチの牧師でもある。『たいせつなきみ』は300万部を超えるベストセラー
デイビッド・ウェンゼルおとぎ話やファンタジーのイラストレーションを得意とするイラストレーター。中でもJ.R.R.トールキン『ホビットの冒険』のグラフィックノベルのイラストレーションを手がけたことでは知られ、そのイマジネーションにあふれた創作力は高く評価されている
    【読者の声】たいせつなきみシリーズは全て母からプレゼントされ、シリーズ全作品を読んでいます。結婚して母から離れ、この絵本を読むたびに、母からの愛を感じます。 (20代 主婦 神奈川県)

発行日:2006年09月19日
ページ数:32
判型:254×228mm
発行:いのちのことば社・フォレストブックス
ISBN:978-4-264-02480-4
商品番号:23390
定価:1,760円(税込)

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