死をおそれないで生きる がんになったホスピス医の人生論ノート
細井順/ヴォーリズ記念病院ホスピス長
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あわてず、おそれず、がんと生きよう。
現役ホスピス医が語る自らのがん体験と、生きることに悩むすべての人に送る励ましのメッセージ。人は生まれた時から死に向かって歩んでいく。死は恐れるものではなく見据えるもの。医師また患者としての実体験が凝縮された、死を恐れない生き方のすすめ。
著者自身のがん患者としての体験とホスピス医としての経験をふまえて、豊かな生き方、納得した終わり方について考えた一冊。「いのちのことば」特集記事(著者インタビュー)……死の現実の中に人生の真実が隠されている。死とは、終わりの時であり、始まりの時でもある。終わりと思うか始まりと思うかで、その対処の仕方がずいぶん違うであろう。死を新たな生の始まりと考えることができたらと思う。……安らかな死は残される人の「いのち」を創り出しているからである。(本文より)
- 【読者の声】私自身、胃ガンの手術をして2年半。細井先生の言葉はとても身近です。「死を新たな生の始まりと考えることができたら……」の一文にしみじみ感動しました。ガンで苦しむ人、死を前にしている人どんな人にもプレゼントできます。(70代 主婦 広島県)とても内容の濃い書物でした。私もガン手術を受けたので関心がありましたし、今もホスピスに一人の患者さんをお見舞いしていますので、とても良かったです。(70代 教師 新潟県)文中の「よく生きてこそ、よく死ねるもの」という言葉にいたく感動いたしました。「生命」と「いのち」の違いを深く思わされ感謝でした。(神奈川県 70代)
発行日: | 2007年06月19日 |
ページ数: | 184 |
判型: | 新書判 |
発行: | いのちのことば社・フォレストブックス |
ISBN: | 978-4-264-02553-5 |
商品番号: | 9680 |
定価: | 1,100円(税込) |
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