お父さん、あふれる愛をありがとう

山本八重子

感涙のベストセラー『ありがとう純子』から25年……

「ちゃんと生きて、いい死に方をしたいね」と言った。そして、夫はまさに自分が望んだとおりの死をむかえた  (本文より)
32歳と25歳の娘夫婦をガンで失って四半世紀。遺された子どもを共に育て、支え続けてくれた夫も天国へ帰って行った。長年の願いだった、その子と私とに手を握られて……。
ベストセラー『ありがとう純子』の著者が自らの歩みを振り返り、生きること、死ぬことについて綴った感動の手記。月刊「いのちのことば」特集記事
生きるということ、死ぬということ、愛する人を看取るということを改めて考えさせてくれる感動のドキュメンタリー。【推薦のことば】
この本は、夫婦愛、親子愛に生きた一家族の美しい物語である。この家族を励ましてきたものは何であるか。必ずしも順風満帆の生涯ではない。むしろ、試練の嵐の吹き荒れた中をとおってきた家族である。一体この家族を支え、周囲もうらやむような家族愛に生きた秘訣は何であったか。本書には、その秘訣のようなものが一貫して託されている。………本書によって慰めと、励ましを受け、新しい人生への希望の指針を受ける方々が一人でも多くあるように祈って止まない。
(キリスト兄弟団 西宮教会 牧師 小平照夫)

発行日:2007年10月22日
ページ数:192
判型:B6判
発行:いのちのことば社
ISBN:978-4-264-02592-4
商品番号:14180
定価:1,320円(税込)