STAND 立ち上がる選択

大藪順子/(おおやぶ のぶこ)

発売日:2013/08/10読者を圧倒するほどの
力強い彼女の生き方と、
その背後に働く神の存在が、
すべての人に生きる力を与える

思いもよらぬ出来事が、思いもよらぬ出発になる
著者自身が米国で遭遇したレイプ被害。はかり知れない恐怖、悲しみ、憎しみを乗り越え、性暴力被害者たちの声を全米に伝える働きをするまでを綴った感動の手記。読者を圧倒するほどの力強い彼女の生き方と、
その背後に働く神の存在が、すべての人に生きる力を与える。
月刊「いのちのことば」特集記事
レイプで人生は終わらない「この本が、泣き寝入りを強いられている性暴力被害者へ届くことを願っている。その一人ひとりが、世界でたった一人の特別な存在であること、つらい経験があるからこそ、被害後の人生をもっと輝いて幸せに過ごすことが可能であることに気付いてもらえるよう祈りつつ。」(「あとがき」より)

    【読者の声】私の娘は、18才の少年に殺害されました。この本は弁護士の方から薦められて読みましたが、大藪さんの、積極的な生き方に感動しましたし、私もこの事件から被害者として立ち上がろうと思っております。沢山の勇気をいただきました。(40代 看護師 岡山県)同情はしない。でも感動した。それはポジティブでいる事の大切さを教えてくれたから。(大阪府  20代)
大藪順子 おおやぶ・のぶこ
1972年大阪府豊中市の牧師家庭に生まれる。
1995年コロンビア・カレッジを卒業後、新聞社の専属フォトグラファーとして働き、2002年、フリーに。
1999年自宅で就寝中にレイプの被害に遭う。
2001年「同じように傷つき、生きていく人たちの姿を伝えたい」と、STAND: Faces of Rape & Sexual Survivors Project (プロジェクト「性犯罪サバイバー達の素顔」)を立ち上げ、男女70人を約2年かけてアメリカとカナダで撮影、取材をする。
2002年アメリカのドキュメンタリー番組への出演を機に、同プロジェクトは全米の大学やギャラリー、また、ワシントンDCの上議員ビルで展示され、全米各地で講演活動を行うようになる。
同年 アメリカ国会議事堂での性犯罪防止会議のパネリスト、性犯罪報道を考えるフォーラムの講師を務める。
2005年犯罪被害者援助機関のCMに出演。
2006年日本での講演が反響を集め、週刊朝日、Days Japan、朝日新聞、毎日新聞、中日新聞にて掲載され、テレビ朝日にも出演。
現在、フォトジャーナリストとして活躍するほか、全米性暴力調査センターの名誉理事、幼児虐待防止対策機関の役員を務める。夫と娘と共にアメリカ・ネブラスカ州在住。

発行日:1970年01月01日
ページ数:356
判型:四六判
発行:いのちのことば社・フォレストブックス
ISBN:978-4-264-02591-7
商品番号:14170
定価:1,650円(税込)

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