武将高山右近の信仰と茶の湯

高橋敏夫

キリシタン大名、高山右近の生涯をたどる

戦国の武将でキリシタン大名として知られる高山右近。茶人としても千利休の高弟としてその道を極めた右近の生涯をたどり、なぜ彼が地位も名誉も、自国までも捨てて信仰の道を守り通すことができたのかを、プロテスタントの牧師で茶人である著者独特の視点で、改めて考察した興味深い一冊。

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牧師であり、茶道の表千家教授である高橋敏夫氏がユニークな視点で日本文化と聖書の関係を掘り下げる新書

高橋敏夫 たかはし・としお1940年、長野県生まれ。バイブルバプテスト神学校卒。高校生伝道の指導者をつとめた後、1969年春日部福音自由教会牧師に就任。高山右近の研究家として、日本文化とキリスト教の講演を各地で行う。現在、春日部福音自由教会主任牧師、表千家教授。著書に『茶の湯の心で聖書を読めば』がある。
    【読者の声】深く感動しました。高山右近についての基本書、茶道とキリスト教の基本書として繰り返し読みたいと思います。(50代 自営業 茨城県)高山右近についてよくわかりました。現代の日本人は私も含めて得よう得ようとしてもがいている。右近のように多く捨てることができればよいと思った。すべてを捨てても神を捨てなければ。(東京都 40代 男性)

発行日:2007年10月29日
ページ数:168
判型:新書判
発行:いのちのことば社・フォレストブックス
ISBN:978-4-264-02594-8
商品番号:11060
定価:1,210円(税込)

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