薩摩藩による侵略、明治政府による琉球処分と公民化教育、そして先の戦争での悲劇、その後の米軍の支配と本土復帰の現実……。沖縄が味わったこれまでの歴史をたどるとともに、痛みを担いながら、キリストを宣べ伝えてきた教会の歩みを概観する。真の平和の意味とその必要性を訴える注目の書。